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力の解放
周りはどんどんと能力が発動していく中、
俺は更に深くイメージした。
急に自分の周りの温度が下がったかのように
感じたが構わず続けた。
気がつけば目の前には一本の剣が
二本になっており俺の周りが凍っている。
それに驚いた生徒達が呆然とこっちを見ている。
「君、大丈夫か?」
心配した一人の先生が寄ってきた。
大丈夫だと言おうとした時、
先生が氷の張っている場所に足を踏み入れた。
「うわっ」
先生の踏み入れた足が凍った。
そこから少しずつ氷が上に向け凍っていく。
腰辺りまで凍っていったその時、
「破壊」
先生についていた氷が全て砕けた。
コツ、コツ、コツ
前から理事長が歩いてくる。
「君の変化は凄いな。名前は?」
「桐原楓です」
「そうか、その素晴らしい力を生かせるよう
頑張りたまえ」
そう言い残すと理事長はステージに戻り、
「これで式は終わりだ。各自指定されている
教室に行きたまえ」
生徒達はぞろぞろと武道館を出ていく。
俺は変化を解きその流れにのる。
(俺はこの学園で上を目指す。その為に来たんだ。)
そう心の中で誓い武道館を後にした。




