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転生してもエンジニアだった(習作)  作者: 来須奏
学生編

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8/21

8話予定の密度

「イクト―!!お前4日もガッコーサボッて何してたんだよ。」

「あぁ『ちょっと』大分まで行ってましたよ。レースを見に」

「この車で?無茶苦茶するなー・・・」

「片道22時間くらいですねさっき帰ってきました。」

「うへぇ・・・まじかよ・・・・朝帰りで登校ってどうなんだよ・・・っていうか寝てんのかよォ」

「いいえ?全く。途中で何度か仮眠はとりましたよ?フェリーではっかりと。」

「大丈夫ですよ。今日は早めに寝ます」


「お前の『大丈夫』、なんか信用ならねえんだよなぁ……」

「どうせ車で行くんだろ?」

「ええ親戚の家で一泊して一応公共交通機関で来ましたという体(てい)で行きますよ。

-」

――――――――――昼休み――――――――――

「すぅ・・・・・・すぅ・・・・・」

クラスの全女子の注目を浴びていた

「イクト君、めっちゃ寝てない?」

「そりゃ寝るでしょ。朝車で帰ってきたらしいよ」

「え、どこから?」

「大分」

「…………大分?」

「大分」

「ここ青森だよね?」

「ネネ!イクト君の寝顔やばくないふつうに美女なんだけど!!でも全体を見るとちゃんと男子なのよね。脳がばぐるー」

「わかるー。」

「学園祭で騙してして女装させとき依以、来近寄ると逃げられるから久々よねこの距離。」

「顔真っ赤にして逃げるところとか録画しておけばよかった。」

「さすがイクト君のお母さんだよね~~~だ騙す手法とか一番映える衣装とか」

「それは何の話ですか。」

「あ、起きちゃった。」

「それは天敵の気配がしたら起きますよ。まず、その手に持ってるメイク道具をしまってください」

「ごめんてーーーーー!!」


「ダメだ。教室で寝ていられない。敵が近い!!!」

イクトは立ち上がると、そのまま教室を出ていった。

「えっ」

「イクト君!?」

駐車場まで逃げ込み、愛車の運転席へ。

ドアを閉める。

ガチャッ。


施錠。


「…………よし」

シートを倒して目を閉じる。

数秒後。


「すぅ…………すぅ…………」


―――――一時間後。

マホの着信音で目を覚ました。

「…………はい」

『おーいイクトー、どこ行った? 授業始まってんぞー』

一気に目が覚める。

「…………あ」

電話の向こうで声が遠ざかる。

『せんせー! やっぱイクト、車で寝てたー!』

「イクトよぉ、そんなに女子が怖いのか……?」

「違います。メイク道具を持って僕の寝込みを襲おうとする人が怖いんです。」

――――――――――放課後某整備工場――――――――――

「おじさーんオイル交換お願いしまーす」

「オイル交換っておめぇさん・・・納車の時やっといたぞ?」


「4000キロ位走ったので交換時期です。先ず福島まで行きました。次に大分に行ってきました明日は東京です。」

おじさんの後ろから、見覚えのある顔がすっとのぞいた

「あっ諸星さん!」


「おいおい・・・まだ納車から1か月も経ってねぇぞ・・・」

諸星氏⇒( ゜д゜)・・・・・?????????


心底意味が分からないという顔をしていた。

「ええいついでだ!それだけ乗ってるなら点検してけ、どうせ今日は比較的余裕があっからよぉ」

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