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レイラの家を探す
「ところでさ、空いてる家ある? レイラの家を探したいんだけど」
「部屋じゃなくて家、ですか?」
「うん、此処は空家が多いからさ」
「あぁ、あるぞ。好きな所を使ってくれ」
父上の了解が出たのでレイラ様の住む家を探す。
「驚いたでしょ、うちの両親」
「えぇ、でも仲が良くて羨ましいわ。家とは大違いね」
「父上は出世とか興味ないからね。媚を売る必要が無いんだよ。好き嫌いハッキリしているから」
「私は受け入れてくれたかしら?」
「大丈夫だと思うよ。母上も気に入ってくれたみたいだし」
「そうなの?」
「そうだよ、気に入らない人にはさっさと奥に引っ込んじゃうからね」
「そんな人には見えないけど……、でも私が知ってる貴族夫人とは違うわね」
「母上は父上と結婚する前は伯爵家の令嬢だったらしいよ」
「やっぱり……、気品は感じたのよ」
「母上と父上は幼なじみなんだけど別に結婚の約束をしていた訳じゃないけど卒業後に結婚したんだって」
「それって互いに別の相手がいた、と言う事?」
「ん〜、詳しい事はわからないけど色々あったみたいだよ」
そんな話をしながら何件か空き家を紹介した。
結局レイラ様は、実家の近くの空き家に住む事になった。




