↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢を保護したら……  作者: こうじ
PR
3/17

悪役令嬢を保護する事にしました

「それで……、レイラ様はどうされるんですか?」


「勿論、このまま着の身着のまま知らない所で暮らすつもり」


「公爵様にはご連絡された方が……」


「あぁ、大丈夫よ。私、家族とあまり仲が良くないのよ」


 そう言ってレイラ様は苦笑いをした。


 あ、もしかして立ち入った事聞いちゃった?


「うちの両親は面子の方が大事だからこんな事を起こした私なんて切り捨てるわよ」


「で、でも親子なんだし……」


「親子でもわかり合えない事もあるのよ」


 レイラ様はちょっと悲しい表情を見せた。


 家は両親ともに仲がいいし家族仲も良好だ。


 言いたい事は平気で言えるし、たまに口喧嘩もするけど基本的には笑って過ごせる。


 貧乏な家が家族に恵まれていてレイラ様は恵まれていない、なんとも不思議な話だ。


 どっちにしてもこのまま放って置くわけにはいかない。


「あの、よかったら僕の実家に来ませんか?」


「え……?」


「僕の実家は国の端っこぐらいにある小さな田舎なんです。滅多に余所から人が来る事はありません」


「でも、いきなり私が行って大丈夫かしら?」


「大丈夫です、家の両親は歓迎してくれると思いますから」


 両親は『来る者拒まず』の精神の持ち主だ。


「……ふふ、じゃあお言葉に甘えさせてもらおうかしら」


 そう言ってレイラ様はニッコリ笑った。


 こうして何の因果かはわからないけど僕はレイラ様を保護する事にした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。