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転生悪役令嬢の前途多難な没落計画   作者: 一花八華
第二章
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外見と中身が比例するとは限りませんわ。

短めですみません。

 中庭の噴水の傍に腰をかけ、私は深いため息を吐きますわ。


ー何故このような事に・・・・。


「何故私に執着なさるのです」


 部屋もクラスも一緒・・・・逃げ切れそうにありませんわ。

仲良くだなんてしたくないのに。


フィロス・インカは、私と友達になりたい!仲良くなりたい!っとグイグイ迫ってきますの。

肉食系・・・・ええ、まさにそれですわ。


花が零れるように愛らしい。

妖精のような外見とはうって代わって、中身が猛獣ですの。


その積極性を、できるなら他の攻略対象(イケメン)に向かって浪費して頂けないかしら。



あら。待って。

このままヒロインが誰も攻略しなければ、私の不幸endも立ち消えますの?


そうよ。

このままヒロインが、誰とも絡まなければ・・・・


って無理ね。

私、運営()の底意地の悪さを知ってますのよ。


「やっとヴィクトリアと話ができるー」


にこにこと笑い私の手を握りつぶすフィロス。

ええ。痛いわ。逃げませんから、もう少し加減して下さるかしら。


「ヴィクトリアに執着する理由?そうだね。うーん。運命?かな」


「私、ずっとひとりだったの。お友達は、絵本の中のお姫様だったわ」


きゅっと握りしめた手を引き寄せ、私の目を見つめますわ。


あら?フィロスの目・・・・緑でしたわよね?

茶色の瞳だわ。

見間違いだったのかしら。


「ヴィクトリアを初めて見た時、絵本の中のお姫様かと思ったの。ずっとずっとワタシが大切にしていた・・・・金色のクルクル髪の、碧瞳のお姫様。」


何かを思い馳せるように、フィロス・インカは静かに告げますわ。そうして、顔をあげ私との距離を更に近づけますの。


「だから、ヴィーちゃんを見た瞬間、この人だ!って思ったの!!」


ちょっと!フィロス・インカ興奮なさるのは、いいのだけれど・・・・貴女、また発光してましてよ。

まっ眩しいわ。直視できないっっ!


「ねぇ。お願い。ヴィクトリア。貴女がいいの。貴女じゃなきゃだめなの」




「どうかワタシ・・・・フィロスとお友達になって?」



うるうるとした瞳で、私を見つめ

熱っぽい声色で告げるフィロス・・・・

あら?なにこれ?まるで・・・・



ー愛の



告白??



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