いぎたなし
すでにご存知のように、私は寝穢い。
一応、社会人なので仕事に行く日は目覚ましをかけて、シャッキリ起きるようにしている反動か、休日の前日はいつまでも夜更かしをし、ほぼ寝落ちている。そのせいか、眠りが深い。そして……当然のように、眠っているあいだの記憶がない。
私がそれに気づいたのは土曜日の朝だった。
軽く朝食を食べ洗いものをしていると、なんとなく左手の人差し指に痛みを感じた。紙で切ったかな、と思いつつ、特に診るわけでもなく、流しを片づけ→洗顔→着替え→と慌ただしく身支度して家を出る。
シルバーウィークの初日なので休みのあいだのおやつを仕入れる気は満々だ。
コンビニやらスーパーやらドラッグストアやら、ハシゴに次ぐハシゴをしまくり、愛車には1回で運びきれない数のエコバッグが積まれた。
そして、帰宅して台所で戦利品を仕分けているときになってやっと、自分の左手の有様に気づいたのである!
白魚のような手でなくて申し訳ない。私の左手です(ご安心ください、指紋は見えないようにしてあります(^^)v)。
見ていただきたいのは黄色の矢印のところ、水疱です。
数日観察しましたが、数が増えたり変色したりしなかったのでウィルス性とかではないのは確か。
ではいったいコレは何なのか!?
そう思ったとき、ふっとある考えが去来しました。
そういえば、土曜日の未明(真夜中?)に左手がピリッと痛かった(ような気がする)! あれって、ひょっとしたら、熱かったんじゃねえ?
よく夜中に寝ていて無意識に足を伸ばしたら、足が攣っちゃって、一瞬目が覚めて揉み解さなきゃって思うんだけど睡魔に負けてそのまま寝てしまい、翌朝、ふくらはぎが謎の筋肉痛になってることがあるのと同様、寝ているあいだに何かがあったのに、私はそのまま惰眠を貪ってしまったのだ!
諸々の状況を考察した結果、私が下した診断は──低温やけどである。犯人はスマホ!
そう。時短が好きな私は、充電中のスマホでネット小説を読みながら寝落ちし、どういうわけだかスマホを握ったままだったのだ。
恐るべし低温やけど、恐るべし睡魔!
低温やけどの処置をググると「すぐに流水で冷やし素人判断は危険なので医者へ行け」としか書いてない。しかし時期はシルバーウィーク、救急当番へ行くのも躊躇われたので行かずじまいなのだった。
負傷してから推定1週間後、かかりつけ内科でいつもの処方を出してもらいに行った際に先生が「どこか痛いところはありますか」と訊かれたので「やけどしたみたいで手がちょっと」と見せると、診察室に同席していた先生の娘さん(小児科医)が「Ⅱ度」と素早い診断をされました(^o^;)
うん、化膿したりとか表面的なグチャグチャ化はなかったけど、ずっと痛かったからねぇ。
そういうものだったのだろう。
これをお読みの皆様も充電中のスマホの扱いにはご用心です!
注1 【AIさん調べ】いぎたない(寝穢い/寝汚い)とは①眠り込んでいてなかなか起きない様子や、②寝相が悪い様子を意味する、らしい。
注2 電池式の目覚まし時計を3個+スマホのアラームをセットしている。
注3 後からたらふくおやつを食べようと思っていたので、セーブしていた。
注4 食べる順番とか消費期限で置き場所ちがうからね。冷蔵庫に入れるのか冷凍庫か。テーブルの上に置くか、仏壇にお供えするか。




