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〈Essay〉日常の中に在るさまざまなこと。  作者: 高峰 玲


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狙ったわけではありません!




 小学生の頃、体育の授業がサッカーだったことがある。ゲームできるまではいかず、クラスメイトと距離を取ってボールを蹴り合うぐらいの遊び感覚なものだった。当時はまだJリーグはなく( 注1)、『キャプテン翼』もアニメ化はおろか連載前で、ワタシ的にあまりやって楽しいスポーツ競技ではなかった。そして、私が小学生だった時代、世の中に“変質者”とか“ストーカー”とかを警戒する風潮はあまりなく( 注3)、地域住民が畑への通り道に授業時間内の学校のグラウンドをショートカットして通っても、何の問題もない、平和すぎる時代だった。


 そして、悲劇は起こった。


 前述の内容からお察しのとおり、私はサッカーに疎く、向上しようという気持ちすらなく、つまり、とんでもなくヘタっぴ〜な小学生だった。

「いっくよ〜!」

 掛け声だけはハツラツと、蹴鞠のように一度上に投げ上げたボールを私は相方に向けて蹴った。そしてボールは……へろへろと、一輪車を押しながらグラウンドを横切っている近所のおじさんの頭部を、ピンポイントで直撃した!


 狙ってないのに!


 おじさんは、ゆっくりとした動作で一輪車のハンドルから手を離した──ところまでは覚えているが、そのままひっくり返っちゃったか、尻もちをついたか、そこは記憶にはない。


 でも、即座に誤ったら、おじさんは許してくれま……した、と思う。


 何故だろう……しっかり覚えている部分と曖昧(ファジー)な部分がある……。


 まあともかく、わざとじゃないなら、すぐに謝っちゃうのがイチバンだね(≧∇≦)b













注1 たぶん?


注2 私がこれしかサッカー漫画を知らないから、あくまで例えとして使用しています。


注3 ロリ◯ンという言葉もなく、ただ、幼女趣味の“変態”という認識は存在していたのかな? それでも、あくまでも概念的なもので、いまほど明確に犯罪として立証できなかったような気がする。




狙ってできたらナデシコ目指せたかな?

否、無理だね。5メートルダッシュしただけで息切れするもんな〜(笑)







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