表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界リボーン――不死の身体で始まる冒険、これは現世へ還るための物語  作者: 東アガル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
99/104

第99話 連携


 ——ゴォォォォッ!!


 


 


 暴風が森を()ぎ払う。


 


 


 


 木々が吹き飛ぶ。


 


 


 


 土が(えぐ)れる。


 


 


 


「クソッ!」


 


 


 


 ヒロが風を(まと)う。


 


 


 


 加速。


 


 


 


 回避。


 


 


 


 だが。


 


 


 


 追いつかない。


 


 


 


 モラクスの双剣(そうけん)


 


 


 


 一振りごとに地形が変わる。


 


 


 


「面倒ネ……!」


 


 


 


 ミカが舌打ちした。


 


 


 


 近づけない。


 


 


 


 近づいても吹き飛ばされる。


 


 


 


 その時だった。


 


 


 


「ミカさん!」


 


 


 


 マキが叫ぶ。


 


 


 


「任せるッス!」


 


 


 


 魔法陣。


 


 


 


 展開。


 


 


 


 淡い光がミカを包む。


 


 


 


『アクセラレーション!』


 


 


 


「おっ!」


 


 


 


 ミカの目が輝く。


 


 


 


 次の瞬間。


 


 


 


 消えた。


 


 


 


「ネッ!!」


 


 


 


 ——ギュンッ!!


 


 


 


 回転。


 


 


 


 加速。


 


 


 


 モラクスの(ふところ)へ潜り込む。


 


 


 


 爪。


 


 


 


 連撃。


 


 


 


 ——ギギギギギッ!!


 


 


 


 火花が散る。


 


 


 


 モラクスの目が動いた。


 


 


 


「ほう」


 


 


 


「まだまだネ!!」


 


 


 


 ミカが笑う。


 


 


 


 そこへ。


 


 


 


 ヒロが飛び込んだ。


 


 


 


 風を(まと)う。


 


 


 


 加速。


 


 


 


 死角。


 


 


 


 風刃(ふうじん)


 


 


 


 ——ヒュンッ!!


 


 


 


 モラクスが大剣を動かす。


 


 


 


 だが、その反応が一瞬遅れた。


 


 


 


 ——ザシュッ!!


 


 


 


 頬が裂ける。


 


 


 


 血が飛んだ。


 


 


 


「入った!」


 


 


 


 マキが叫ぶ。


 


 


 


 ユナが目を見開く。


 


 


 


 モラクスは動かない。


 


 


 


 ただ。


 


 


 


 頬へ触れる。


 


 


 


 指先についた血を見る。


 


 


 


「……」


 


 


 


 そして。


 


 


 


 笑った。


 


 


 


 獰猛(どうもう)に。


 


 


 


「悪くねぇ」


 


 


 


 一歩。


 


 


 


 踏み込む。


 


 


 


 ドォン。


 


 


 


 地面が沈んだ。


 


 


 


「っ!?」


 


 


 


 ヒロの顔色が変わる。


 


 


 


 来る。


 


 


 


 本能が叫んだ。


 


 


 


 次の瞬間。


 


 


 


 双剣が(うな)る。


 


 


 


 ——ゴォォォォォォッ!!


 


 


 


 今までより大きい。


 


 


 


 暴風。


 


 


 


 森が裂けた。


 


 


 


『フィールド!!』


 


 


 


 ユナが叫ぶ。


 


 


 


 透明な壁。


 


 


 


 展開。


 


 


 


 激突。


 


 


 


 轟音。


 


 


 


 衝撃。


 


 


 


 だが。


 


 


 


 止まらない。


 


 


 


「ぐっ……!」


 


 


 


 ユナが歯を食いしばる。


 


 


 


 フィールドごと押される。


 


 


 


「ユナ!」


 


 


 


「大丈夫!」


 


 


 


 だが。


 


 


 


 余裕はない。


 


 


 


 その様子を。


 


 


 


 モラクスは見ていた。


 


 


 


 じっと。


 


 


 


「いい」


 


 


 


 巨大な魔力が膨れ上がる。


 


 


 


 まだ。


 


 


 


 底が見えなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ