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二番煎じの転生者  作者: きゅうとす
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スキルアップ

思わぬ所からフォローされるナオヤです。


新しい仲間のミューレイとも話をして、戦力アップします。


転章1 世界探訪記 エルランディア④


勇者メサイア)でありながら世界に戦いを挑む八神直哉ナオヤ)です。謁見まで後3日と半日。



シェネッツアの出方を悩んでいるとメジーナ博士が何を悩んでいるのかと訊いてきたので、シェネッツア次第で行動を変えないといけない事を話す。


すると、事もなげに

「アムフォーが近くにいるからわかるぞ」と言った。


どうやら、斑鳩昴いかるがすばる)と一緒にアム達と戦った瑠璃・玻璃にミラージュで密かについて行ったらしい。


気配の無いロボットだから全然気づかれていないらしい。何てこった!


それで、シェネッツアに城居鉄乃進ドワド)との戦いについて報告したらしい。

城居ドワド)が強かった事と見たこともないゴーレムを連れていたと言う事も言ったようだ。


アム達の事はゴーレムと見なされるのは仕方ないだろう。アム達もドワドの真似をして瑠璃・玻璃を圧倒出来たらしい。


そのままシェネッツアに張り付いて情報を集めてくれていたとは賢い!

もちろん、メジーナ博士の指示だろうけれどね。


ドワド達の陽動は勢力の分散にはなったが、シェネッツアの思惑通り死魂の玉を手に入れられてしまった。

だからだろう、結構上機嫌で斑鳩達に接していたらしい。

だから、ほとり亭にミライ王国のミューレイが見つかったと言う報告に早々とやって来たのに、見つからなくて怒り狂ったらしい。


貴族街の自宅で斑鳩達に当たり散らしたりひとしきり大暴れしたようだ。


そこへメリカ国で勇者メサイア)の謁見があることを聞いてメリカ国に亀鑑の浮遊戦艦ガンドロフで向かって行くことを決めたらしい。

2日を掛ければメリカ国の王都に着くと言う目算らしい。

浮遊戦艦ガンドロフならどこの国だろうと勇者メサイア)だろうと負けることなどあるはずがないと言う自信に満ちた考えらしい。


だよね、この世界まだ空を飛ぶと言う発想はないから過信しても仕方ない。

ただ、

その勇者メサイア)は飛空艇クレイモアと言う途轍もない兵器持っているからね。

シェネッツアは知らないけどね。メリカ国の人間だって僕が認めた少数の人間しか知らない。


シェネッツアが死魂の玉と言うとんでもアイテム持っちゃったから勇者メサイア)だって操ってやろうと邪なことを考えたんだろう。


うん、なにも知らなかったら利用されていただろうね。

なら、この状況をこちらが利用しても良いよね。


アムフォーにはこのままシェネッツア付きで情報収集をして貰おう。



ここではっきりしないといけない事がある。

ミライ王国のミューレイの今後の事だ。

だから、敢えて訊いてみた。

「ミューレイ、君はどうしたい?シェネッツアを殺してミライ王国の敵を取る積もりか?その後はどうするんだ?」

僕が力を貸せば敵は取らせてやれるだろう。

死魂の玉と言う危険なアイテムを持っては居るが普通の人間だ。僕の敵にはなれ無い。


暫く考えた後ミューレイは答えた。

「父上母上の敵は取りたい。何の罪もない家族だけでなく、友人知人まで王族と言うだけで殺されたんだ。再起不能になるまでこの手で追い込まなくては死んだ者達が浮かばれないと思う。

ただ、それが正しいことかなんて分からない。まして、終わった後にどうしたいかなんて今はまだ考えられないよ。」


途方に暮れた表情でミューレイは呟く。


「なら、終わった後ここに残らないか?考えてみてくれ。」

僕はミューレイが敵討ちと言う精神的に負荷の掛かることで疲弊する事を恐れていた。

人を殺すのがシェネッツアが初めてであったならその重荷は計り知れないだろう。


冒険者は魔物を狩る。だが、人は理由無く殺したりしない。

盗賊や犯罪者であってもほとんど殺さずに済めばそうするものだ。

冒険者としてミューレイが人殺しを経験しているかどうかは知らないが因縁の相手の命を奪うとなればそれ相応の心の負担である。

その後の目標があればそれを言い訳に出来る。


ミライ王国を再建したいならそれでも良いのだ。


僕は指輪を2つ手にして葵とミューレイに渡す。

「これは居場所を探知する為と連絡用だ。話しかければクレイモア経由で指輪の持ち主と会話が出来る。」


葵は少し赤くなって受け取った。ミューレイは少し躊躇いながら受け取った。

2人の少女たちを守るのも勇者メサイア)の仕事だろう。



葵には魔纏が上手く出来なかったから、神聖魔法を教えた。

葵は光属性に適正が合ったから魔素マナ)を操り難かったのだ。

逆に霊素カナ)に適正が高く、光魔法が使えたが、剣士だった為にその考えがなかった。神聖属性を光属性から派生させ、霊素カナ)を纏う事で身体強化をはかることが出来るようになり、魔纏張りの攻撃力を得ることが出来たのだ。

言わば葵独自の聖纏とでも言うべき魔技スキル)である。

光属性の性質を持ち、闇に強い聖纏は葵の体を光らせ、鎧を身につけているかのように防御力を上げていた。

それでもまだ強くなりたいと言う葵の要望からスキルを与える事にした。

HPを消費して葵が身につけられるスキルは

マルチブレイド

ミスティック

ミラージュ

である。

葵達にはスキルの概念が無いから武技のヒントを与えると言う形で、後は葵の修行次第でスキルレベルは上がる。

マルチブレイドは複数の剣を操るスキル、ミスティックは残像を操り複数の自己を作り出すスキル、ミラージュは姿を消すスキルである。

一通りの説明の後喜んでトレーニングルームに行ってしまった。


それを聞いていたミューレイもスキルを教えて欲しいと言ってきた。

ミューレイの戦闘スタイルは隱行偵察である。防御主体であり罠解除や索敵を得意とする。

だから、すでにあるスキルの強化をして追加スキルを教える。

気配察知を索敵に、罠解除のレベルを上げる。

縮地を持っていたので天走あまかける)を教える。

物の情報を読み取るサイコメトリのようなスキャンのスキルでほぼHPはゼロになった。

ミューレイは意識していなかったが身体強化を使えていたのでそのことも教えてやる。

早速、葵の後を追いかけてトレーニングルームに行ってしまった。

残されたのはのんびり見ていたメジーナ博士と僕だけだ。

もう直ぐお昼になる。食べながらメジーナ博士とも今後の相談をしなくてはいけないだろう。




シェネッツアの行動に合わせていよいよ動き出します。


ナオヤの思惑どうり進むのでしょうか?



§§§§§§§§§§§§

いつも読んでくださいましてありがとうございます。

読まれていると思うとなかなかびびります。

ストーリーはさることながら言葉一つ一つに思い悩んでしまいます。

頑張って書きますので応援よろしくお願いします。

§§§§§§§§§§§§


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