↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜王に育てられた俺・・・今、異世界の王女の召喚獣やってます!  作者: えみお
第2章:マグリア来襲!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
22/28

幕間:第2王女の覚悟

 私・・・アリスがトールに自らの身体を差し出す選択をしたのは・・・きっと彼に『許して欲しかった』からなのだろう・・・。


 縁もゆかりもないこの世界に唐突に呼び出し、馬小屋に閉じ込め、都合の良いときに利用し・・・そして、彼を故郷に還してやることすら出来ない。


(「そんな哀れな私が、何か少しでも彼に償えることがあるのなら・・・と考えた結果がコレとは、もはや姉を笑えないな」)


 自身の美貌を思う存分に活かし、貴族の若い男達を食い散らかしていると噂の姉・・・。


 そんな彼女のことを心中で馬鹿にしてきた私であったが、いざ男性に対して何か喜ぶようなことをしてやりたいと考えたときに真っ先に思いついたのが『夜這い』とは・・・我ながら情けない。


(「だが・・・トールは喜んでくれるのだろうか?」)


 自身の部屋の近くに用意させた彼の私室、そこに向かう道中・・・ふとそんな思いに駆られた私は自らの身体を見下ろす。


 ・・・一応、周囲からは美辞麗句をふんだんに使われ褒められることの多い容姿ではあるが、所詮おべっかだと言われればそれまで・・・。


 それに何より、トールがこの世界の住人と異なる嗜好の持ち主であることも十分に考えられる。


(「意を決して行ったというのに、もし、ポカンとした顔でもされたらどうする?」)


 何となくありそうな結末を想起し、私の足は止まりかける。


 だが・・・


(「いや・・・それでも、せめて私なりの誠意が伝われば・・・!」)


 仮に・・・そう仮に!私の器量が彼のお気に召すものでなかったとしても、私の彼に対する感謝の気持ちが少しでも届けばそれで良い。






 そう・・・たとえ、私が彼の好みでなかろうと・・・






「・・・・・・・・・」


 ・・・・・・・・・。


 ・・・・・・・・・。


(「・・・・・・・・・はっ!」)


 自らの想像で気をそぞろにし、彼の部屋を通り過ぎては世話がない。


 慌てて後退し、辿り着いた目的地・・・その扉の前で深呼吸を1つ・・・。


(「いてくれるだろうか・・・?いや、いないならいないでまた後日に・・・ハッ!?馬鹿な!また私は逃げだそうとしている!違うだろ!今日、トールに今日のことも含めて感謝の気持ちを伝えるのだろう!そして、出来るなら・・・出来ることなら・・・もう暫く私と共に!」)


 逃げだそうとする自身の気持ちに活を入れ、私は自らを奮いたたる。


 そして・・・意を決すると、いざ、目前の扉をノックしたのであった!

 ここまで読んでいただきありがとうございます!

 これからも、鋭意作成し続けたいと思いますので、応援の程、宜しくお願いいたします!

 また、感想・レビュー・ブクマ・評価・コメントなどもらえると、作者は本当に喜びます!(ガチ!!!)

 ぜひ…清き一票を!!!

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。