58 キャンセル
夜空とトシノバは共闘して霊体を討伐する。順調に5体ほど倒した時、悲劇は起きた。
「ぐああああ!!!」
「夜空ァ!!」
「ああ、またぁ!!」
雨がピトピトと。次第にポツポツ、そしてザーザーと大きく降り始める。
「お、お前……どうして俺を庇って!! あの距離なら余裕で避けれたのに!!」
「ぐふ……体が勝手に動いちまったんだ……仕方ねぇだろ……」
「馬鹿野郎ォ。お、おい、寝るな。寝るな!! 夜空ァァ!!!」
そこで流れを断ち切る美雨。
「大丈夫だと思うので、取りあえずその辺のお店に預けて。行きましょうエルフさん!!」
「……おうよ!!」
二人は霊体を討伐し続ける。霊体の発生源に行くと既に多くの人が巨大な霊体に攻撃をしていた。既に交戦している者が言った。
「今宵ちゃんも来たか!! 奴はその辺の悪霊を食い巨大化してる。気を付けろよ」
「了解です」
「俺に任せろォ!!」
トシノバが叫びながら接近し、霊体を殴った。
「なに!?」
「あのメリケンか?」
「普通のに見えるが……」
トシノバが叫ぶ。
「今だ皆!! こいつは実体化している!!」
「ん? なにかの能力か?」
誰かが剣で霊体を切りつけた。
「ほんとだいけるぞ!!」
「こりゃいい!!」
「オラオラ!!」
一斉に攻撃する。ガシっガシっと殴ったり切ったりすると悪霊は苦しみ出した。そして、一瞬で霊体を消し去ることに成功した。
「やるなあんた。一杯どうだ?」
「いいね。お邪魔させてもらうぜ!!」
◇
ご一読いただき、感謝いたします。投稿は21時になります。




