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第15章 ④

第15章④ 味噌アラ汁


翌日


私はベランダ広場を見る。


味噌が出来た。


これでアラ汁。


作ろう。


私は瓶を持つ。


少しだけ取る。


兄が見ていた。


「何するの?」


私は答える。


「アラ汁」


兄は頷いた。


最近はあまり驚かない。


良い事だった。


多分。


私は町へ向かった。


魚屋だった。


おじさんがいた。


私を見る。


「また来たな」


私は頷く。


「アラ」


おじさんは笑った。


「今日は多いぞ」


良かった。


出汁濃く取ろう。


私はアラを買う。


袋が重かった。


その重さが嬉しかった。


私はそのままギルドへ向かう。


厨房を借りる。


魚を洗う。


鍋へ入れる。


野菜も入れる。


ぐつぐつ。


ぐつぐつ。


良い匂いだ。


その後。


私は味噌を見る。


少しだけ悩む。


主人公は思った。


初めてだった。


失敗したら悲しい。


白味噌であら汁作ったこと無いからなー。


私は味噌を入れる。


混ぜる。


少し待つ。


私は味見をする。


止まる。


もう一口飲む。


主人公は思った。


味噌だ。

 

ちょっと甘めかな。


味噌を入れた。


結構多めに。


受付嬢が来た。


「どうですか?」


私は答える。


「味噌」


受付嬢が困った顔をした。


何故だろう。


開店だった。


最初の客が来る。


冒険者だった。


私は渡す。


男は食べる。


止まる。


もう一口食べる。


また止まる。


いつもと違うからなー。


ちょい不安だ。


男が言った。


「美味い」


良かった。


私は安心した。


次の客も来る。


また来る。


どんどん来る。


皆食べる。


温まる。


そして言う。


「美味い」


「魚なのに臭くないな」


「身体が温まる」


「また作れ」


良かった。


本当に。


昼だった。


鍋を見る。


結構減っていた。


私は少し驚く。


受付嬢も驚いていた。


「凄いですね」


私は頷く。


「凄い」


その後も売れた。


完売。


夕方だった。


私は鍋を見る。


空だった。


三十食。


全部だった。


良かった。


片付けをする。


鍋を洗う。


拭く。


その時だった。


誰かがこちらを見ていた。


知らない男だった。


着てる物が良いものだ。


靴も高そうだ。


商人だ。


多分。


男は鍋を見ていた。


味噌も見ていた。


そして。


こちらへ歩いて来た。

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