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第13 ⑤

第13章⑤ いつもの場所


私達は生活している場所へ戻った。


妹は少し眠そうだった。


犬も少し大人しかった。


かなり走ったからかもしれない。


私は鍋を見る。


主人公は思った。


お腹が空いた。


兄も空いているだろう。


多分。


私は荷物を置く。


鍋へ水を入れる。


兄は薪を持ってくる。


火を付ける。


妹は犬を撫でていた。


いつも通りだった。


私は少し笑う。


火が大きくなる。


鍋を置く。


しばらく待つ。


やがて良い匂いが広がった。


妹が鍋を見る。


かなり見ている。


犬も見ている。


かなり見ている。


私は頷く。


気持ちは分かった。


器へよそう。


兄へ渡す。


妹へ渡す。


私は自分の分を持つ。


皆で食べる。


静かだった。


でも嫌な静かさではない。


私はふと思い出す。


今日の景色だった。


良い場所だった。


兄を見る。


兄は普通に食べていた。


でも少しだけ機嫌が良さそうだった。


妹は楽しそうだった。


犬も楽しそうだった。


私は汁を飲む。


温かかった。


主人公は思った。


悪くない。


そんな夕食だった。

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