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第11章 ➂

第11章③ ラノベ


私はしばらく考える。


ラノベだ!


異世界。


ポップコーン。


フライドポテト。


売れる。


見た事がある。


私は少し興奮した。


おばちゃんが見る。


「どうしたんだい」


私は答える。


「ラノベ」


おばちゃんは黙った。


やはり知らないらしい。


私は少し安心した。


異世界だ。


おばちゃんは腕を組む。


「で?」


私は少し考える。


そして聞いた。


「本当に売れる?」


おばちゃんは即答した。


「売れる」


食い気味に早かった。


私は少し考える。


もう一度考える。


そして聞く。


「何で?」


おばちゃんは容器を見る。


空だった。


綺麗に空だった。


そして言う。


「私が全部食べた」


確かに。


私は頷く。


説得力があった。


おばちゃんは続ける。


「子供も好きだろうね」


私は少し考える。


妹を思い出す。


いつもより食べていた。


犬も見ていた。


兄も食べ方が早かった。


確かに。


私は頷く。


おばちゃんは言った。


「やってみるかい」


私は止まる。


数秒。


止まる。


そして聞く。


「何を?」


おばちゃんは少し呆れた顔をした。


「ポテト屋だよ」


私は固まる。


主人公は思った。


面倒……


私は少し考える。


そして答えた。


「一日だけ」


おばちゃんは吹き出した。


何故だろう。


主人公には分からないようだ。

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