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第7章 ⑦

第7章⑦ 揚げナス


洞窟の夜だった。


私は発泡スチロールを見る。


中を見る。


揚げナスだった。


大根おろしもあった。


自然解凍完了……。


まだあった。


良い事だった。


私は鍋を出す。


揚げナスを入れる。


大根おろしを入れる。


めんつゆを入れる。


少し迷う。


もう少し入れる。


水を足す。


火にかける。


うん。


終わりだ。


しばらく待つ。


良い匂いがした。


兄が近付いて来る。


妹も近付いて来る。


犬も近付いて来る。


主人公は思った。


ご飯だった。


やがて完成する。


私は器へ入れる。


兄へ渡す。


妹へ渡す。


犬にも少し分ける。


皆食べる。


兄は少し驚いた顔をした。


妹も嬉しそうだった。


犬はかなり喜んだ。


多分成功だった。


私も食べる。


揚げナスだった。


大根おろしだった。


めんつゆだった。


知っている味だった。


美味しかった。


食べ終わる。


鍋を見る。


空だった。


勝った。


ナスも減った。


大根おろしも減った。


良い事だった。


洞窟の外では風の音が聞こえる。


兄は妹を寝かせていた。


犬も丸くなっている。


平和だった。


主人公は思った。


良い一日だった。

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