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第7章 ⑥

第7章⑥ 帰宅


私は鍋を見る。


空だった。


勝った。


鍋を洗う。


フライパンも洗う。


鍋蓋を見る。


少し考える。


軽かった。


私は荷物をまとめる。


発泡スチロールを持つ。


鍋を乗せる。


フライパンも乗せる。


鍋蓋も乗せた。


運べた。


それで良かった。


おばちゃんが手を振る。


「また明日かい」


私は少し考える。


発泡スチロールを見る。


中を見る。


まだあった。


私は頷いた。


「多分」


おばちゃんは笑った。


私は歩き出す。


やがて洞窟が見えてきた。


その瞬間だった。


犬が飛び出してくる。


かなり急いでいた。


私は少し笑う。


「ただいま」


犬は尻尾を振る。


かなり振る。


懐いたらしい。


多分。


ご飯だった。


洞窟へ入る。


兄が見る。


発泡スチロールを見る。


私を見る。


「売れたのか」


私は頷いた。


「売れた」


兄も頷いた。


妹は嬉しそうだった。


平和だった。

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