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第7章 ➂

第7章 シチュー


私は鍋を下ろす。


水を入れる。


火にかける。


次にエビを見る。


少し考える。


鍋蓋を置く。


便利だった。


エビを並べる。


切る。


とん。とん。とん。


増えた。


おばちゃんが見る。


「何してるんだい」


私は答えた。


「増やしてる」


おばちゃんは少し考えた。


そして言った。


「切ってるんだろ」


私は頷いた。


切っていた。


でも増えた。


両方だった。


次にブロッコリーを見る。


切る。


少し小さくなる。


増えた。


ミックスベジタブルも入れる。


ひき肉も入れる。


鍋をかき混ぜる。


しばらく煮る。


良い匂いが広がった。


私はシチューを見る。


少し考える。


薄い?


分からなかった。


少し入れる。


混ぜる。


しばらく待つ。


鍋を見る。


もう少し入れる。


混ぜる。


しばらく待つ。


鍋を見る。


こんなもんか。


それっぽかった。


おばちゃんが見る。


「味見しないのかい」


私は鍋を見る。


しばらく見る。


シチューだった。


おばちゃんは少し考えた。


そして言った。


「そうかい」


しばらくすると良い匂いが広がった。


近くを歩いていた男が足を止める。


鍋を見る。


私を見る。


「何だそれ」


私は答えた。


「シチュー」


男は少し考えた。


「シチュー?」


私は頷いた。


シチューだった。


おばちゃんが笑う。


「食べてみな」


私はシチューをよそう。


男へ渡す。


男は少し警戒した。


でも食べた。


しばらく黙った。


そして言った。


「美味いな」


主人公は思った。


勝った。

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