第24章 ⑦
第24章⑦ 相談
私は二人を見る。
「ルーク」
「カイル」
二人が顔を上げる。
私は少し考える。
「これ」
鍋を見る。
「美味しかった?」
ルークはすぐ頷く。
「うん」
カイルも頷いた。
「美味かった」
私は少し安心する。
もう一つ。
聞きたい事があった。
「毎日これでもいい?」
二人は少し考える。
ルークが言う。
「僕は好き」
カイルも頷く。
「腹にたまる」
「力仕事の日は助かる」
私は頷く。
「うん」
私は石を見る。
今日。
みんなでごりごりした。
時間も掛かった。
私は言う。
「でも大変だけど」
ルークも石を見る。
「ごりごり?」
私は頷く。
「うん」
「毎日手伝ってくれる?」
ルークはすぐ笑った。
「やる」
カイルも笑う。
「もちろん」
「みんなでやれば早い」
私は少し笑った。
「ありがとう」
私はミラを見る。
「お願い」
ミラは頷く。
「はい」
私は丸ネギを指差す。
「下茹で」
次にカルト芋を見る。
「これも」
最後に干し肉だった。
「水にいれて戻して」
ミラは一つずつ頷く。
「分かりました」
サラが手を挙げる。
「サラも!」
ニコも真似をする。
「ニコも!」
私は笑う。
「ミラのお手伝い」
二人は元気よく頷いた。
「うん!」
私はカートを引っ張る。
今日は荷物を積む。
子供達は乗らない。
ルークが荷台を見る。
「沢山積めるね」
私は頷く。
「いっぱい買う」
カイルが少し笑う。
「鳥の餌?」
私は頷く。
「鳥の餌だけど」
「美味しい」
「安いのは大事」
カイルとルークは顔を見合わせる。
少し笑った。
私は笑う。
「行こう」
イナは先に外へ出る。
見回りらしい。
ボス。
多分。
私とルーク。
カイル。
イナ。
四人で町へ向かった。




