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第24章 ④

第24章④ 準備


私は鍋を持って来た。


米を入れる。


水を入れる。


手で優しく混ぜる。


白くなる。


私は水を捨てる。


もう一度。


水を入れる。


優しく混ぜる。


何度か繰り返す。


私は米を見る。


綺麗だった。


ルークが聞く。


「終わり?」


私は首を振る。


「まだ」


水を入れる。


そのまま置く。


サラが聞く。


「たべない?」


私は笑う。


「待つ」


ニコも首を傾げる。


「まつ?」


私は頷く。


「うん」


「お水飲む」


ルークは鍋を見る。


「お米がお水を飲むの?」


私は頷く。


「白くなる」


「美味しくなる」


みんな鍋を覗き込む。


変わらない。


でも。


私は知っている。


待つのも。


料理のうち。

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