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第20章 ①
第20章① 家
天気の良い日。
私は町へ向かう。
兄もいる。
妹もいる。
犬もいる。
食料仕入れ。
カート乗車は妹だけ。
市場へ着く。
良いところに商人。
声をかける。
「食料欲しい」
「来たか」
私は頷く。
「うん」
商人は笑う。
「家建てるぞ」
は?
「……家?誰の?」
商人も頷く。
「おまえ達のだ」
私は少し考える。
「何で?」
商人も少し考える。
「風呂だ」
私は止まる。
風呂だった。
少し考える。
確かに。
風呂だった。
私は頷く。
「分かった」
商人は満足そうに笑う。
「じゃあ行くぞ」
いや待て。
「待って」
「食料先」




