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強硬姿勢

う~ん、章の最後って考えるの難しいんだよね。だけどシンプルに行くことに決めました。何だかブックマークも増えてるし…頑張らないといけないね


皆様には感謝しております!!よろしくお願いいたします。

 青葉は再び『見知らぬ天井を見る羽目になった。』解毒剤を打たれて命は助かったが一時的とは言え失明と体の痺れを味わう羽目になった。


「はい、あーん」


 何故か度々、戦場から戻ってきてはミラコッタ嬢に看病された。一緒にゲームしたりして遊んだ甲斐があってミラコッタ嬢とは仲が非常に良くなっている。


「おい、食べろよ」


今度はジェニファーである。食べろよ!は無いと思うが看病してくれるのは嬉しいと思った。何気に病室に来てくれる回数は多いので嫌われてはいないようである。


「食べたら?」

「食べさせてくれない?」

「仕方ないか…はい、あーん」


これはユラさんである。病室に来てくれる回数は一番多い、ユスティアが非常に心配しているらしく手紙を寄こしてきて、それをユラさんが代読してくれたりと優しい、ただし、事務仕事が溜まっているから退院後は覚悟しないといけないという事実を言われて戦々恐々である。


ふぅ


 目が見えないというのは不自由である。この間にも戦場は激戦であった。だが目が見えないのでは…どうしようも無いので静かに過ごすしかなかった。


 この間に、いろいろ考えた。特に今後の戦略である。来る人たちに聞いてみるとサザーランド将軍が順調に進軍しているらしい。ウルム共和国は大輸送船団のお陰で補給が出来て十分に戦う力を回復した。しかし、物資を全て配ると直ぐに無くなって戦争が継続できないと考えたウルム共和国政府は物資の出し惜しみをしたことが逆に民衆の怒りを買ってしまった。


 その結果、サザーランド将軍が快進撃を続けている。このままだと戦争の一番の功労者はサザーランドになる可能性が高まってきた…なんとか起死回生の一手を打たなければいけない。



サザーランド将軍


「首都星は落ちた、戦争は終わるだろう」


 そう快進撃はウルムの首都まで到達するまでになった。ウルム共和国は首都星での戦闘を回避せざるおえないほどウルムの民衆の支持を失っていた。デキム・シュテン将軍は降伏を進言するもウルム共和国政府が戦争の継続を決定したため、デキムは強固な要塞に残存兵力を撤退させる道をとる。


戦いは終戦へ、突き進んでいた。


「閣下、エレガスの首都星はどうしますか?」

「和平交渉を有利に進められるのは確実だ、無用な戦争は必要ないだろう」


サザーランドは戦後のことを考え和平による戦後処理を望んでいた。



 共和国も既に戦争の大義が失われつつあった。902星系での戦いは泥沼化に末に陥落は阻止されてしまった。共和国は和平交渉で最低限の譲歩を連合国から引き出すことに力を集結しようと努力を始めていた。



だが両者の希望的観測は破られる。


「お集りの皆さま、私、青葉は毒ガスの猛威から復活しました!今、サザーランド氏が快進撃を続けて敵が降伏するのも時間の問題です。しかし、このまま敵の降伏で終わって良いのでしょうか?私は断固として反対したします。講和条約は我々が敵を完膚無きまでに叩き潰してエレガスから追い出して初めて実現されるべきだと断言します!!そうしなければ敵は再び連合国とエレガスに攻めてくると断言いたします。長期の平和を実現するために皆さん!あと一歩なのです!!戦いましょう、敵をエレガスから追い出すまで!!」


 この演説はエレガスの人々から非常に受けが良かった。彼らは『共和国』とウルムとの温情的な和平は望んではいなかった。


「青葉氏の言う通りだ!我々は最後まで戦うべきである!!温情的な和平は必要ない!!!」


 元老院でインノケンティウス元老院議員が青葉への支持を表明した。


「私も青葉氏に賛成する!」


 サザーランド将軍の力が強まることを警戒したカルケディウス帝も青葉への支持を表明した。これが決定的となって軍の保守派も青葉に同調した。首相を含む国会も好戦的な雰囲気を取り戻して戦いの継続を支持した。


「馬鹿な!あり得ない!!」


 サザーランド将軍と『共和国』首脳は、そう思っただろう…事実、共和国側はフィツァー提督を解任していた。戦後のことを考えての決断であった。


「青葉氏に艦隊を任せる!」


 保守派は青葉の望む通りに一個艦隊を指揮させることを決めた。まさに青葉にとって望んでいた待遇である。最終決戦は艦隊司令官として戦うことが出来るという事実に青葉は喜ぶ!!


『共和国』は残存する動員可能な全艦隊と残存戦力をエレガスに首都星付近に集結させる。エレガス・ウルム戦役の最終決戦が今始まる。






次回、第2章最後の決戦としたいと思います。


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