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最終攻勢

マイページの活動報告でキャラ紹介などを始めました。

 第一ミレタス沖海戦が行われている頃、902星系でも戦いの火蓋が切って落とされた。この戦いでは敵は我が方に対して決戦兵器を使用してきた。我が方が使用した『キング・ツァーリ』と同じだが違う強力な兵器である。キング・ツァーリは強力な重力を発生させる砲弾を高エネルギーで発射させる兵器だった、それに対して敵が用意した。『コロニー型超重力砲』丸い円形の筒状の中に超重力を発生させて発生させた超重力を高エネルギーで飛ばすという兵器であった。運用する人員と整備等を行う作業要員だけで五万人も必要な巨大な兵器だった。


「コロニー型超重力砲発射」


 そう司令官に命令されて巨大な超重力が我が方の防衛拠点である小惑星に向けて発射された。狙われたのは902星系の防衛総司令部があるエディアス星という星を守る拠点である。


「くるぞおおおおおおおお」


 もちろん巨大なコロニー型の兵器の存在を隠蔽することなど出来ないので連合国は事前に存在を察知してクロージア将軍自ら出撃してコロニーを破壊しようとしたが敵も迎撃に出てきて近づけるはずもなかった。それでも連合国側は防衛戦力を退避させるなど最大限被害を抑える努力を怠らなかった。


「レーザーが来ます!」

「全員退避しろ」


 強烈な攻撃は各所の陣地を吹き飛ばして小惑星に衝突した。小惑星の半分が吹き飛び、残りの部分も後ろに後退した、中にいた兵士の大部分は襲ってきた重力波に押しつぶされて死んだ。


「うああああああ」

「ぎゃあああああ」

「つぶされるううううぎゃあああああ」


 など阿鼻叫喚の地獄絵図が各所で繰り広げられる。だが攻撃は終わらない、敵は第二も発射し、先ほどの小惑星より小ぶりな拠点を攻撃した。今度は小惑星ごと消滅してしまう。


「…」


 今度も各所の陣地で動揺の地獄絵図が繰り広げられたが…被害を受けなかった兵士達は茫然と立ち尽くすしか無かった。


続いて三発目の発射準備が始まったが計器にトラブルが発生する。


「かまわん、撃てー」


 無慈悲な司令官の言葉でトラブルにも関わらず発射が強行された。結果発射と同時にコロニーは融解して大爆発を起こす。


「ぎゃあああああもえるうううう」

「身体がとけるうううう助けて熱いよおおおおおお」

「おかあああああさああああああああん」


 コロニーで作業をしていた人員と周囲を防衛していた兵士達が阿鼻叫喚の声を上げて叫んだ、それを聞いた他の兵士達は恐怖して絶望する。即死した人間より、悲惨な死に方をした人の方が多かった。全体で十万人ほどが死に死傷者数は数十万に達した。


ピー


その簡単で呆気ない笛の音で共和国軍エレガス方面の兵士達が敵陣へ突撃を開始した。


本当の地獄の開始である。


 戦いはコロニー型超重力砲で穴を空けた中央付近に対しての大規模攻勢となった。共和国軍は一時は司令部のある本星に迫る勢いとなる。しかし、連合国軍がクロージア将軍の命令で大胆な防衛線の縮小と中央への援軍派遣で連合国軍は決死の防衛を試みて頑強に敵の攻撃を耐える。


「ここはとおさないぞおおおお」

「ころしてやるうううううう」

「うああああああああああ」

「うてーうてーうちまくれい」

「たすけてえええええええ」


両軍共に入り乱れて激しい激突が繰り広げられた。


「見ろ!味方の艦隊だ!!」


激戦の最中で連合国軍の大艦隊がミレタスから引き揚げて来た。


「敵軍に対して艦砲射撃を開始しろ!!」


すぐさま連合国の大艦隊による砲撃が開始される。


「ギャアアアアアアア」

「逃げろおおおおおお」

「うでがああああああ」

「大丈夫だからな…一緒に逃げよう」


 美談のように聞こえるが兵士の男は下半身が吹き飛んだ戦友を引きづりながら茫然と歩いていた。そのうちに連合国の兵士が火炎放射器を斉射して男は戦友の死体と共に燃やされた。もちろん美談もあったかも知れないが全体としては悲惨な光景であった。


「息ができないいいいいたすけてえええ」

「アハハハハハハハアハハハハハハハ」

「俺はどこにいるんだ?」

「目が見えない、たすけてえええ」


 シールドを張っていても過呼吸になる兵士、もしくは気が動転してシールド内の気圧や酸素を間違えて窒息死する兵士も現れる。突然笑い出したり、記憶を失ったりと狂った言動をする兵士も現れだす。これらは両軍にいた。



ウルム方面での戦い


 ウルム方面側から来た敵はネルフィア将軍が築いた堅牢な要塞に進撃を阻まれるもウルムから持ってきた56㎝要塞砲で突破を試みた兵力の数も上回っていたので各所を突破した、さらには大輸送船団が倒されたこともあり、ウルム軍が大規模な兵力を援軍として送ってくるなどして激戦となる。


「突破しろ!!」

「無理です!敵の砲撃が激しすぎます!!」

「いいから突撃しろ!?」


ドカーン!


「うぎゃあああああ」

「指揮官があああああ」

「吹き飛んでミンチよりひでええ誰か代わりの指揮官を!!」


 ネルフィア将軍の築いた陣地の中でも砲撃陣地は配置場所も守りも鉄壁で敵は落とせずに無謀な突撃ばかり繰り返して死体の山を築き上げた。



 901星系側では連合国の大艦隊が姿を現すと兵力を素早く回収して中央戦線に合流するという愚策を行ってしまう。これをいち早く気付いたクロージアは右翼の戦力を、さらに引き抜いて中央に回してしまう。

連合国の大艦隊も損害艦を901星系に送るべく最低限の戦力を残して敵の包囲網を突破して901星系へ移動した。


白風合流


 第二次ミレタス沖海戦で勝利した白風含む艦隊も902星系へ帰還する。帰還後は敵戦力と戦いをするべく艦砲射撃を開始した。


「艦長、地上のエレガス基地から通信です、地上に隠れていた敵軍が大挙して攻めて来たそうです。」

「よし、地上に向けて艦砲射撃を開始しろ!同時にBF29部隊と一緒に私も降りる」

「艦長もですか!!危険ではないでしょうか?」

「大丈夫だ!!」


先の戦いで敵兵と撃ち合って上手く戦えて気を良くした青葉は自ら出撃した。


まさに調子に乗っていたのである。


敵との戦闘を指揮している時に近くに敵の砲弾が落ちて来た。


「なんだ、いやな匂いがするぞ!」

「艦長!!シールドの中に空気を取り込んではいけません!!」


青葉の言葉を聞いた、近くにいた兵士が必死の形相で訴えるが時遅く青葉は毒ガスを吸ってしまう。


人生初の毒ガス体験である。苦しいとか感じる前に吐き気がして内臓から液体が逆流してきた。


「うげえええええ」

「誰か早く解毒剤を!!艦長が!!」


皆が慌てている間に青葉の意識は飛んだ


END

毒ガス体験はお断りしたいものです。髭の伍長のような経験です。


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