星海海戦
遂に連合国が…
連合国の一機の偵察艇がミレタス基地から西方に敵の艦隊が来ていることを確認した。
「我、敵の大艦隊を確認、至急、攻撃部隊を出撃されたし、」
この報告が入ると近くにいた、河原提督率いる艦隊が直ぐに攻撃隊発艦の準備に入り、少しした後に攻撃隊を発艦させた。
「敵兵来襲!!」
そう報告が入った。河原艦隊は直ぐに迎撃準備に入った。
敵攻撃隊
敵の攻撃隊は新編成であった。共和国の攻撃隊は艦船への攻撃を得意としていないので先導役に突撃兵、護衛及び戦闘支援に戦闘兵を組み合わせたハイブリット編成であった。彼らは一撃必殺を狙っていた。
「敵艦隊発見、翔鶴級強襲両陸艦と思われる!!」
この一報を受けた敵攻撃隊は連合国の強襲両陸艦めがけて突撃していった。
直ぐに連合国の迎撃部隊が上がってきて必死に共和国軍を攻撃した。だが連合国の艦隊も兵士たちも油断していた。共和国軍の狙いは戦艦だと思っていたからである。
だが予測は裏切られ最悪の事態が起きた。
共和国の突撃兵に先導された攻撃兵たちが新たに開発された対艦用グレネードを連合国の強襲両陸艦の側面に向けて水平に発射した。
河原艦隊
「こちら祥鳳!敵の攻撃を受けている、至急、救援を要請します、救援を!!」
そう河原提督が聞いた時だった。
敵の攻撃は凄まじく、祥鳳は必死に回避行動を行うも避けきれずに爆沈した!!
爆発は凄まじく、後方にいた、翔鶴からでも確認できた。
これが連合国初の強襲両陸艦の喪失となった。
河原提督を始めとした、連合国将兵は驚いたに違いない。しかし、既に共和国も強襲両陸艦を重視する姿勢に変えていたのである。今だ数の少ない、強襲両陸艦を巡る艦隊戦が始まった瞬間であった。
「敵、こちらに来ます!!」
「迎撃だ!迎撃しろ!!」
河原は鬼の形相で叫ぶ!部下達が必死に強襲両陸艦を守るべく、各艦船に命令を発した。
敵は最初に瑞鶴を発見して瑞鶴に向かおうとするも対空砲火が激しく、断念する。狙いを翔鶴に向けた。
連合国の迎撃部隊が必死に敵の攻撃を阻止するべく動くが…ここに来て連合国の混成戦闘兵部隊の弱点が露呈してしまう。つまり、専門の戦闘兵ではないことが仇となり、動きにムラが生じて敵に付け入る隙を与えたのである。
再び敵は翔鶴に接近すると側面に向けて対艦グレネードを水平にして発射した。
「回避!回避!!」
翔鶴の兵士たちは素早く対応して回避行動をとった為に敵の攻撃を全弾回避する。
連合国の突撃兵たちが敵の攻撃隊に対して反撃を行い激しく攻撃するために敵も撤退する。
第二攻撃隊
第二攻撃隊は敵の攻撃に遅れるも無事に敵艦隊に接近した。当然敵は迎撃に出てくるも百戦錬磨の第二攻撃隊を止めるには無理があった。
「これより、敵、強襲両陸艦に攻撃をする!全隊、突入せよ!!」
第二攻撃隊は敵の強襲両陸艦に上空から接近するとお得意の急降下爆撃を開始した。対艦グレネードが敵の甲板で炸裂して敵強襲両陸艦は炎上した。
続いて敵重巡洋艦を攻撃して炎上させた。勢いに乗り、もう一隻の敵強襲両陸艦に接近を試みるも敵の戦闘兵に接近を阻止された。
第二攻撃隊は周辺いた補助艦及び駆逐艦などに攻撃をして敵を削ると補給のために味方艦隊の方向へと退却した。
敵艦隊
「急いで消火しろ!早く消火するんだ!!」
炎上していた敵強襲両陸艦は消火活動を行い、消火に成功する。そこに第一次攻撃隊が帰ってきて強襲両陸艦に収容された。直ぐに攻撃兵たちは対艦グレネードを補給して再び敵に攻撃するべく発艦する。
「敵攻撃隊発見!こちらに来ます!!」
実は連合国は攻撃隊を分割していた。これは最初の攻撃隊には随伴の護衛部隊を増やしといて敵に攻撃を仕掛けるのである。その後、第一次攻撃隊が引き上げると同時に第二次攻撃隊に敵の状況や配置を知らせるという戦法をとっていた。
敵が来るのに時間の余裕があると考えていた共和国艦隊は不意を突かれる形となった。必死の迎撃もむなしく二隻の強襲両陸艦は炎上してしまう。
河原艦隊
再び敵の第二次攻撃隊が襲ってきた。重巡洋艦「利根」が決死の迎撃と敵正面に出ての囮に出るも効果は薄く、敵は一目散に翔鶴に殺到した。
「敵を近寄らせるな!!全部隊、敵の攻撃兵に集中しろ!!」
連合国の迎撃部隊の隊長が必死に叫んで敵の攻撃兵に攻撃を行い射殺するも今だ敵は止まらず、翔鶴に接近して攻撃を行う。
「回避をしろ!回避だ!!」
今度も翔鶴は敵の攻撃を神業で回避する。しかし、突然、敵の攻撃兵の一人が上空から翔鶴に接近した。今まで敵は側面ばかりに来るので翔鶴の対空砲火は側面から来る敵に集中しており、上空からの敵に注意を向けていなかった。
「やってやる!やってやるぞおおおおお」
大声を上げながら敵の攻撃兵は翔鶴の甲板に向けて対艦グレネードを発射した。翔鶴の甲板は敵の攻撃で大炎上する。格納庫の真ん中部分では無く、前方甲板だったため、翔鶴の格納庫は無事であった。しかし、翔鶴は戦闘不能に陥ってしまった。
「第二次攻撃隊より入電、敵艦隊が撤退を開始しました。」
「そうか…」
「追撃しますか?」
「いや、追撃は辞めておこう」
この判断はミスであった。炎上していた敵の強襲両陸艦の一隻は消火に成功するも、消火後に突然爆発して航行不能に陥り、乗員が退避後に近くにいた重巡洋艦により、自沈処分とされた。もしこの間に攻撃隊を差し向けていれば残りの強襲両陸艦だけではなく、近くにいた戦艦にも打撃を与えることに成功していたかも知れなかったのである。だが、強襲両陸艦を失った衝撃と翔鶴の攻撃隊が発艦出来なくなったことで河原提督は痛恨のミスをしたのである。
瑞鶴の幸運は凄い!!近くには白風も実はいてミラコッタ嬢が敵の接近を抑えていました。それ以前に翔鶴を盾にしまくりですが(笑)
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