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死闘!!ウェルダン攻防戦(加筆しました。)

ガチで惑星と恒星を間違えてました。ごめんねごめんね


ここから青葉ターンになるはず!!

ウェルダンは惑星の一つで説明するなら『冷めた金星』といった方が分かりやすい。テオドシウス帝のテラフォーミング計画の対象の星として注目された時期もあり、資源が豊富で地上にも比較的住みやすい惑星である。

 資源という意味では連合国にとっては取るに足らない惑星と言っても構わない星だが…ウルムにとっては守らなければいけない星である。その為、ヴェルダンも真っ青になるほど要塞と化した小惑星と都市型の浮遊基地が周囲に張り巡らされていた。まさに難攻不落である。


 この惑星に連合国は注目する。防衛の要であり、疎開されているとはいえウルムの重要工業地帯でもあるこの惑星地帯を奪取することが出来ればウルムは降伏せざる負えないと考えたのである。

 故に連合国は大戦力を投じてウェルダンを攻略するべく実に10億の兵力を集結させた。そして大規模攻勢を仕掛けたのである。


それまで平和を保っていただけにウェルダン駐屯のウルム軍は和やかな日々を過ごしていた。


ピィーン!という音の後にピカドーン!!と音も聞こえないほどの大爆発の光量が襲ってきた。


 連合国軍の決戦兵器『キングツァーリ』である。巨大なエネルギー重力砲という規格外のマジキチ兵器、それがキングツァーリ!!


この巨大な決戦兵器でウルム側の要塞砲を破壊して大艦隊ごと敵惑星の中心部まで一気に進撃した。


「お助けええええええええくださいいいいいいい」

「神をご慈悲を!!」


惑星ウェルダン及び周辺に住む、人々が悲鳴を上げる。



惑星ウェルダン上空


「これより、降下作戦を始める!!」


 上陸用艇が一斉に惑星ウェルダンに降下して地上に住む人々に襲い掛かった。惑星の半分を制圧して残り半分も手中に出来るかと思われた…


 だがここに来てエレガス側の共和国軍が7億の兵をウェルダンに送りウルム軍を支援したことで戦線は膠着するかに見えたが連合国軍の勢いは止まらず共和国軍は押されて苦戦した。


連合国軍ウルム方面第三機動艦隊


スプルーアンス司令官は敵の艦隊を寄せ付けずに圧倒的な艦隊戦力で味方を援護していた。


「閣下、敵の増援艦隊です!!こちらに直進してきます。」


「よし、迎え撃つぞ!!」


 敵は単縦陣で突入してくるのでスプルーアンス艦隊はT字戦法で向かい撃った。敵艦を次々と追い込んでいくことになり包囲しようと面舵を切ったところで異変に気付く、いつの間にか逆包囲されていた!!


「了解しました!フィツァー提督」



「攻撃を開始しろ!!」


 あろうことか敵の提督はフィツァーであった。彼は戦闘可能な艦艇と補充した新戦力を率いてウルム方面にまで来ていたのである。


「スプルーアンス提督!!このままでは…」


「狼狽えるな!!敵包囲を突破して戦線を離脱しろ!!」


 フィツァー艦隊は戦力で劣っていたことと包囲が未完成の状態であった為にスプルーアンスを逃がしてしまった。



 この敵の来襲は直ぐさま連合国陣営に報告された。スプルーアンスは敗北の責任を問われて艦隊司令官の地位をはく奪された。そして連合国は艦隊を再編成後、再度、敵に艦隊決戦を仕掛けたのである。



 戦いは無残な結果を晒した。我が連合国艦隊はフィツァー艦隊に対して包囲されて殲滅されてしまったのである。



 艦隊決戦での敗北は優勢だった戦局を逆転させた。連合国軍は無残な敗走をして逃げ遅れた7000万人の将兵を捕虜とされてしまった。


  しかし、この敗北は近くに残っていたスプルーアンスの復帰を助けた。(司令官レベルで後を任せられるのが他に当時いなかったので復帰した。)復帰後、スプルーアンスは何度もフィツァーに艦隊決戦を挑むフリをしながらフィツァー艦隊を釘付けにして身動きを取らせないようにしたのである。



 逃げ遅れたのが少ないのは連合国の宇宙軍の大艦隊が今だ健在だったらからというよりはスプルーアンスの手腕と連合国が人的資源を重視していて将兵を見捨てない国だったからである。ただし、フィツァーも指を咥えて見ていたわけでは無いので回収を阻止しようと動いたため最終的に取り残される兵士が多かった。


 20隻以上の戦艦を失っても連合国艦隊は追加も含めて今だ20隻の戦艦が残っていた。圧倒的な艦隊戦力に共和国は反撃の機会を失った。





 一方「白風」では大勝利によるお祭り騒ぎが連日繰り返されていた。圧倒的勝利は兵士たちのテンションを高めるだけで何の生産的な行為をさせない圧倒的な堕落を生んだ。


まったくクソである!これだから連合国はやり難い!!


と青葉は内心憤るのである。これで任務だ!!とか言ったら暴動になりそうな勢いである。


しかし、何時までも将兵どもに英気ばかり養いさせても時間の無駄である!!


 怒った青葉はクロージアの元に行って新たな任務を勅命で貰うことにした。(出来れば帝から貰いたいものである。)


「これより、我々は共和国軍及びウルムの補給線を絶つため出撃する!!」



補足

共和国は敗将に責任を負わせない!!(名誉重視の為、敗北は名誉を失うので十分に共和国では罪となり立つ故の処置)

これは共和国の強みの一つ、さらに宇宙軍は共和国では二の次の為に人材が不足しているのでフィツァーは簡単に復帰出来た。


 フィツァーは一回目の勝利後に現地艦隊と合流している。さらに本国から最新鋭の戦艦まで引き連れて来ていた。






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