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14 ステータスが何処かへ行こうとしてる件

テスト一週間を切ったので更新が難しくなります。

ごめんなさい…でも…もしかしたら…。

体が重い…これは夢?


リィイン


遠くで鈴の音が聞こえる…。



『生きてる?』


『生きてる』


『生きてる』


『生きてる』


子供の…声?


『起きたかな?』


『起きてない』


『起きてない』


『起きてない』


…そっか…多分、コレは夢だ。

こんな森に子供がいるわけない…。


何だろう…体が暖かくなってきた…。


『もう大丈夫かな?』


『大丈夫』


『大丈夫』


『大丈夫』


その言葉と共に体が軽くなっていった。



************


はっ!?



「知らない天井だ…」


つか、何回この下りやるんだろう…流石にしつこい。

頭がまだボケている…何が起こったんだろう。


ゆっくりと起き上がる…が、体の節々が痛い…。


…自分の体を見てみると、所々大きく破けてぼろぼろになっている。


けれど…不思議と破れて肌が見えてる所に傷がない…一つも。


おかしい…おかしすぎる。


あんだけの爆発が起きたのに、何でクレーター一つも出来ていないの…?


夢…いや、夢なんかじゃない筈だ。

爆心地であった筈の場所に行き、茂みを見た。


……っ!


パット見では分からないが、確かに"何かの爪"と、何かの"大きな牙"があった。



『イディオットベアの爪』


即効性の猛毒を持った頑丈な爪



《熟練度が一定に達しました スキル「鑑定Lv4」を取得しました》


おー、次。



『イディオットベアの牙』


イディオットベアの鋭く頑丈な牙

武器の素材にもなるため一部で高く売れる



やっぱり夢なんかじゃない、ちゃんとクマはいたんだ…そしてちゃんとクマを倒せたんだ。


爪と牙を拾おうと屈むと、白いコインが落ちているのが目に入った。


これは…またおままごと?


さっきとは違い女の人の顔が小さいコインに描かれている…随分こっているな。


とにかくポイ、今はこんなのどうでもいい。


クマが倒せてたと言うことは、レベルもちゃんと上がっている筈だ。


「ステータスオープン」



名前:ユーリ 性別:女 Lv4


職業:音響士

種 族:人族

HP:125/125

MP:99999/99999 「これ以上表示できません」

攻撃力:7

防御力:8

魔攻:19

魔防:21

俊敏:12

運:99999 「これ以上表示出来ません」


《スキル》

「曇りなき旋律」「鑑定Lv4」「怒り耐性」

「興奮耐性」「混乱耐性」「鼻歌」「採取の歌」

「ドーピング」「ヘリーホッター」「業火」

「生産の歌」「森のクマ」「MP高速回復」


《称号》

「異界の者」「神に見入られし者」「カナデルモノ」





………Way?


え、何でレベル4?


クマ倒したから?…どうして?ねぇ、どうして?

それにいつの間に…不純物が…ステータスが…。


彼奴じゃないけど、ステータスよ…何処へ行こうと言うのだね?


…もうそろそろ鬼ごっこは終わりにしてほしい。

このままじゃ種族の人間に?がついてしまう…(汗)


とにかく、鑑定さーんお願いします



『業火』


発動者の最低半径5kmを火の海にする

MPの量に比例し威力も大きくなる

ただし見境なく辺りを焼き尽くすので注意




これは…あれか、キノコ焼いてた時のスキルか。


確かに「隅から隅までその業火で」…って言ってたけど…これはやり過ぎな気が…うん、余程の事がない限り使わないね。


次行こう。



『森のクマ』


発動すると見境なくクマに出会う

どんな場所に居ようと現れる

どんなタイミングでも現れる

森でなくても現れる




…そうだっ!これだよコレ!


私がクマに出会っちゃった原因、このスキルが原句だっ!


何が森のクマだよ、名前は可愛いけど効果はマジもんでえげつないじゃん!


絶対このスキルは使わない、業火のスキルを軽く越えるほどヤバいスキルだよ。


あー…何か思い出しただけでイライラしてきた。


次行こう…って、言っても高速回復は…多分そのまんまだね…じゃあ称号…滅茶苦茶怪しい称号。



『カナデルモノ』


特定の条件を満たした者に与えられる称号

MPに最大補正 スキル「MP高速回復」を獲得する

そして意のままに音系スキルを制作出来るようになる

※この称号にはメッセージがついています

開封しますか? YES/NO




………呆然だよ?


この称号って…序盤でDQ(ドラゴンクエスチョン)最強の勇者の剣とか…雷の最上級魔法いきなり覚えるようなもの…ご丁寧にMP最大補正までセット…。


…ふと、思ったんだけどさ?


小説でもあるけど…強くなりすぎると面倒事に巻き込まれるよね…?


魔王討伐とか…国を守ってくれとか…強敵と遭遇…とか?


まさにこれからの何かを案じてるような気が…。


…まあ、未来なんて分からないもんね。

とにかく付属のメッセージがあるから何か分かるだろう…このまま考えても突っ込みが追い付かない。





ユーリさん…他にも突っ込まなきゃいけない所あるでしょ?

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