14 ステータスが何処かへ行こうとしてる件
テスト一週間を切ったので更新が難しくなります。
ごめんなさい…でも…もしかしたら…。
体が重い…これは夢?
リィイン
遠くで鈴の音が聞こえる…。
『生きてる?』
『生きてる』
『生きてる』
『生きてる』
子供の…声?
『起きたかな?』
『起きてない』
『起きてない』
『起きてない』
…そっか…多分、コレは夢だ。
こんな森に子供がいるわけない…。
何だろう…体が暖かくなってきた…。
『もう大丈夫かな?』
『大丈夫』
『大丈夫』
『大丈夫』
その言葉と共に体が軽くなっていった。
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はっ!?
「知らない天井だ…」
つか、何回この下りやるんだろう…流石にしつこい。
頭がまだボケている…何が起こったんだろう。
ゆっくりと起き上がる…が、体の節々が痛い…。
…自分の体を見てみると、所々大きく破けてぼろぼろになっている。
けれど…不思議と破れて肌が見えてる所に傷がない…一つも。
おかしい…おかしすぎる。
あんだけの爆発が起きたのに、何でクレーター一つも出来ていないの…?
夢…いや、夢なんかじゃない筈だ。
爆心地であった筈の場所に行き、茂みを見た。
……っ!
パット見では分からないが、確かに"何かの爪"と、何かの"大きな牙"があった。
『イディオットベアの爪』
即効性の猛毒を持った頑丈な爪
《熟練度が一定に達しました スキル「鑑定Lv4」を取得しました》
おー、次。
『イディオットベアの牙』
イディオットベアの鋭く頑丈な牙
武器の素材にもなるため一部で高く売れる
やっぱり夢なんかじゃない、ちゃんとクマはいたんだ…そしてちゃんとクマを倒せたんだ。
爪と牙を拾おうと屈むと、白いコインが落ちているのが目に入った。
これは…またおままごと?
さっきとは違い女の人の顔が小さいコインに描かれている…随分こっているな。
とにかくポイ、今はこんなのどうでもいい。
クマが倒せてたと言うことは、レベルもちゃんと上がっている筈だ。
「ステータスオープン」
名前:ユーリ 性別:女 Lv4
職業:音響士
種 族:人族
HP:125/125
MP:99999/99999 「これ以上表示できません」
攻撃力:7
防御力:8
魔攻:19
魔防:21
俊敏:12
運:99999 「これ以上表示出来ません」
《スキル》
「曇りなき旋律」「鑑定Lv4」「怒り耐性」
「興奮耐性」「混乱耐性」「鼻歌」「採取の歌」
「ドーピング」「ヘリーホッター」「業火」
「生産の歌」「森のクマ」「MP高速回復」
《称号》
「異界の者」「神に見入られし者」「カナデルモノ」
………Way?
え、何でレベル4?
クマ倒したから?…どうして?ねぇ、どうして?
それにいつの間に…不純物が…ステータスが…。
彼奴じゃないけど、ステータスよ…何処へ行こうと言うのだね?
…もうそろそろ鬼ごっこは終わりにしてほしい。
このままじゃ種族の人間に?がついてしまう…(汗)
とにかく、鑑定さーんお願いします
『業火』
発動者の最低半径5kmを火の海にする
MPの量に比例し威力も大きくなる
ただし見境なく辺りを焼き尽くすので注意
これは…あれか、キノコ焼いてた時のスキルか。
確かに「隅から隅までその業火で」…って言ってたけど…これはやり過ぎな気が…うん、余程の事がない限り使わないね。
次行こう。
『森のクマ』
発動すると見境なくクマに出会う
どんな場所に居ようと現れる
どんなタイミングでも現れる
森でなくても現れる
…そうだっ!これだよコレ!
私がクマに出会っちゃった原因、このスキルが原句だっ!
何が森のクマだよ、名前は可愛いけど効果はマジもんでえげつないじゃん!
絶対このスキルは使わない、業火のスキルを軽く越えるほどヤバいスキルだよ。
あー…何か思い出しただけでイライラしてきた。
次行こう…って、言っても高速回復は…多分そのまんまだね…じゃあ称号…滅茶苦茶怪しい称号。
『カナデルモノ』
特定の条件を満たした者に与えられる称号
MPに最大補正 スキル「MP高速回復」を獲得する
そして意のままに音系スキルを制作出来るようになる
※この称号にはメッセージがついています
開封しますか? YES/NO
………呆然だよ?
この称号って…序盤でDQ最強の勇者の剣とか…雷の最上級魔法いきなり覚えるようなもの…ご丁寧にMP最大補正までセット…。
…ふと、思ったんだけどさ?
小説でもあるけど…強くなりすぎると面倒事に巻き込まれるよね…?
魔王討伐とか…国を守ってくれとか…強敵と遭遇…とか?
まさにこれからの何かを案じてるような気が…。
…まあ、未来なんて分からないもんね。
とにかく付属のメッセージがあるから何か分かるだろう…このまま考えても突っ込みが追い付かない。
ユーリさん…他にも突っ込まなきゃいけない所あるでしょ?




