pv10000突破記念!外伝1
Pv10000ありがとうございます。
あれからまた一ヶ月がたった。俺たちは大変な事件に巻き込まれた。というより、首を突っ込んだ。
少しさかのぼって話をするか。事件の発端は今日の昼の一時ぐらいだろうか。
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「腹減った~」
俺が腹をおさえつつ、魔黒石を見るが魔黒石は無視をしている。
「俺が悪かったから、許してくれよ」
実は、俺と魔黒石は喧嘩をしてしまったのだ。喧嘩の内容は俺が魔黒石を少しだけ馬鹿にしたことから始まって、魔黒石も馬鹿にしてきたので、だんだん俺もむきになってしまい魔黒石が話さなくなったということだ。俺はもう謝ったのだが…。
子供かっ!というつっこみは止めてくれ。
金はどうやって稼いでいるかというと、魔術を怪しまれない程度に使い、手品をしている。まぁ、雀の涙ぐらいしか貯められていないが。
「それじゃあ、あそこにいくぞ」
俺はファーストフード店を指差す。魔黒石はなにも言わずに、首を縦に振った。
俺の服装はグレーの半袖パーカーを着ながらフードを被っており、下はジーパンである。
俺はファーストフード店に入り、一番安いハンバーガーを二個買って、外に出た。
魔黒石が待ってる人気の無い路地裏に入る。
「ほらよっ」
俺は魔黒石にハンバーガーを一つ投げると魔黒石は片手で取って、食べ始めた。
他人から見れば、ハンバーガーが宙に浮いてるように見えるのか。
その事に笑いながら、俺もハンバーガーを食べ始めた。
ハンバーガーを食べていると、急に視界が暗くなった。
紙のようだ。俺は顔に被さった紙をどかすと、指名手配犯の紙だった。
「おいおい、なんかの間違いだろ」
紙には俺が高校に通っていたときの担任である実神先生の顔写真が載っていた。
どうすべきか。
『カカワルナ』
魔黒石が俺の表情をよみとったのか、俺に言ってきた。
「でもな~。お前の魔術で、俺は皆の記憶から消えてるんだろう?」
魔黒石は頷く。
「それじゃあ、いいじゃねえか」
『モシモ、だ』
「やっぱり、お前の魔術は完璧じゃねえんだ」
『かってにスレバイイ』
魔黒石はまたそっぽをむいてしまった。
「はぁー、勝手にするよ」
俺は周りに人がいないかを確認してから、ビルの壁に片手をあてる。
「えーと、光追跡」
そう言った後、頭のなかで実神先生を思い浮かぶ。
すると、壁に直径一メートルの黄色い丸い魔方陣がでてくる。フードを揺らしながら、長くなった髪の毛を巻き上げた。中央部が渦をえがいて、映像を映し出した。
映像には実神先生がでており、どこかのビルの廃屋の一室にボロボロのいつも高校に着てくる服で隠れているようだった。
「次に、光移動」
俺は魔方陣の中央部に映し出された映像を頭のなかに思い浮かべる。すると、光の速度で実神先生がいるビルの廃屋に移動した。と、いっても魔術は見せてはならないので、実神先生のいる一室に入る扉の前に移動をした。
ゆっくりと扉を開ける。キキィーという錆びた鉄のこすれた音がする。
「ひっ!だ、誰ですか!?」
実神先生は扉の反対方向の一室の角に後ずさりをする。
「いや、まぁ、教えられないんすけど、味方って考えてくれればいいっすよ」




