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エピローグ

時間は遅くならない、早くならない、止まらない。


当たり前のことだ。しかし、違うかもしれない。


今あなたが過ごした一秒は本当に一秒?


一秒は一秒であるが人によって感じる一秒は違う。


好きな人と嫌いな人とでは時間の進み方が変わるものだ。


だが、一秒で私達がしてる事は同じなのだ。それは、感じている事である。


朝には眠気を感じる。


寝ていれば夢を感じる。


歩けば地面を感じる。


生きてる人に限ってではない。


幽霊は浮いてる事を感じ、死んでいる事を感じる。


全ての対象に感じるのだ。


しかし、対象や感じる事はいつだって逆があり、その答え事態があやふやなのだ。


そう、私達が生きているこの世界はあやふやでありながら存在する。


そんなあやふやの世界で私達はすんでいる。


∇▲∇▲∇


『ソンナコトヲセツメイサレテモワカラン』

「……だよな」

『ケッキョク、ナニガイイタインダ?』

「まぁ、あやふやだからこそ俺達は自分という存在を確認するために、関係を築くのだ」

『ダカラ、カンケイヲカンジヨウトスルノカ』

「そんな感じかな」

『オレニハヨクワカラン』

「そうか…あれから俺達さ一ヶ月ぐらいあてもなく歩いてるが、お前が笑ったところ一回しか見てねぇな」

『オマエトハナシテテモオモシロクナイカラジャナイカ?』

「言いたいことは分かったが、もう少し聞きやすくしてくれないか?」

『こんなカンジか?』

「惜しいな。でも、さっき言ったことは傷ついたぞ」

『おもったコトヲいったマデダ』

「毒舌だな」

『ドクゼツ?なんだソレハ』

「相手を傷つける言葉を平気で言えること」

『ならば、オレはドクゼツキャラなのか?』

「そういう言葉はどっから覚えてんだよ」

『マエニおまえがにてるコトヲイッテタ』

「まじかよ」


あぁ、周りの視線が痛い。


まぁね、ここまできて周りの視線を気にする男ではないけどね。さすがに何もないところに話しかけて、お母さんみたいな人が自分の子供に「見てはいけません」って言われるのは心が少し痛むんだよ。


「お前と変わりたい」

『ハ?』

「いーや、なんでもない」


魔黒石が自分の存在を感じるために必要なのは俺しかいない。そして、俺は周りの視線が注がれるということは、俺はいまここにいるということがわかる。幸せなことだ。


思わず魔黒石を見て、笑顔になる。


「見てはいけません」


あはは…

なんとかエピローグをかけました。


これまで見てくれた読者様に多大な感謝をここに記します。

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