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第31話And transmigration of the world(世界の滅亡と再生)

『ア…アァ……ガ…』


壊れた機械のように途切れながら言った。


「はぁ…はぁ、ラストだ」


俺は手に魔力を集中させる。俺を包んでいた炎が手に集まり、魔黒石に手をかざす。


『マッテ…ク……レ』


魔黒石が今にも壊れそうな震えた声でいった。


「なんだ」

『シ…ニ…タク……ナイ』

「だめだ、殺す」


手に魔力が集まりきる。


『オマエ…ノ…ネガイ…ヲ…カナエル………』

「本当か?」

『アァ…』


俺は少し考えたあと、頷いた。


『オマエハ、オレニ…ナンノ…ゾウキヲ……クレルンダ?』

「だから、俺のことをすべて食べろ。そして、俺の願いを細かく叶えてくれ」

『ホントウニ…イイノカ?』

「なにがだよ」

『オレハオマエヲ…クッタアト…ネガイヲ……カナエナイカモ…シレナイゾ』

「あぁ、そうかもしれないな。まぁ今はお前を信じるしかねぇからな」

『バカ…ジャナイノカ?』

「そうだよ、俺は馬鹿だ。だから今までいろんなことに気がつかなかったんだ。そのいろんなことに気がつかせてくれた皆を助けたいんだ。俺は笑顔についてはよく分からねぇ、でもな一つだけ分かることがある。俺も皆から笑顔をもらった」

『ア、ソウ…』


魔黒石はそっけなく答えると、震える体を動かして立ち上がった。


『セカイノ…メツボウト…サイセイニ…ツイテ……オシエロ』

「それじゃあ、まずは―――」


∇▲∇▲∇


「―――っと、これで最後かな」


かれこれ二十分は話したかな。


『ソレデ、イインダナ?』

「なんども言わせんな、それでいい」

『ワカッタ、イクゾ』


魔黒石は大きな口を開ける。


これからは魔黒石を信じるしかないか…。俺には皆を助けられるほどの力は持っていないが、これなら皆を助けられるかもな。


魔黒石は俺を一口で体内に入れる。暗いなと思った瞬間、意識が無くなった。


∇▲∇▲∇ 〇●○●○


時間は八時ちょうど!


「よ~し!いきますか」


私は背伸びをしながら、桜がまいちる外の景色を見ていた。


私は制服を整え、玄関へと向かった。


今は四月八日で入学式が始まる。といっても私ではないんですけどね。


卒業式が終わって、三年生の先輩がでていったけど、あまり三年生と喋ったことはないから思い出深い先輩はいないんだよね。あ、でも生徒会長さんはとっても綺麗だったな…一度でいいから話してみたかった。


私は玄関をでて、鍵を閉める。そして、いつもの千葉高校に向かう通路を歩く。


こうやって桜を見ながら登校すると、去年の入学式を思い出しちゃうな~。


去年の入学式で秀君と出会って、それからいつも一緒に行動したんだよな~。


「おーっす。望美ちゃん」


秀君は笑顔で手を振りながら、私に近寄ってくる。


やっぱり、秀君は入学式とかは考えずいつものようにチャラい服装だ。


「おはよう、秀君」


私も笑顔で手を控えめに振る。


「一緒に行こうぜ~」

「いいよ」


私と秀君は手を繋いで、入学式へと向かった。


実は私と秀君は付き合っているのです。


告白は秀君からでした。私も秀君は優しいなと思っていたので、オーケーにしちゃいました。


そんなこんなで私はとっても楽しく学校生活を楽しんでいるのです。


でも…ひとつ疑問があるんです。


私の背中の火傷のあとはなんなんでしょう?

次が最終話です。そして、エピローグも書けたら書きたいと思います。


最後までよろしくお願いします。

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