第50話 私と私のキャンペーン(5)
『原理主義者ども、いい加減にしろ』
超越的存在の呆れた声が鳴り響いた。
老人の私が、犬の物真似は自分の方が優れていたと主張して、私自身もそれを認めた。
プリンは二人で仲良く食べてしまったし、角材の殴り合いも一緒に楽しんだ。
もう優劣の判別などつかないから、老人の私が演技する『噛みつき』は『カットイン』して私がやって、その代わり、自分にも、カッコイイ名乗りをやらせろと老人の私が取り引きをもちかけた。
だって私達は『合意の上で皆で楽しむ』を至上命題とする原理主義者だから、明確に禁止されていなければ、なんでもやってしまう。
『噛みつくだけなら構わんが、オマエの求める『噛みつき』をするには熱量不足だ。保留とする。俺もGMのお勤めには飽き飽きしているからな。決闘で広げた風呂敷を畳んだら、どうすれば『噛みつける』か考える猶予を与えてやる』
私は『正気の沙汰でないっ(勝機のサタデーナイト)』の使用を宣言した。
暴走が始まる。
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『世界の終わりの羊飼い #1』
名前 ヨアンナ(よあんな)
年齢 13
特技
パンデミック(バッドステータス)
致死率99%の感染症保菌者。
1次産業は割と命がけ(バッドステータス)
羊は臆病だが危険な生き物で、気を抜くと突進して頭突きをしてくることがある。当たり所や、突き飛ばされた時の打ちどころが悪ければ死ぬこともあり得る。パッチが睨みをきかせている間は大丈夫だが、カバーし切れない時もある。
頓死判定(1D≦2)
境遇
牧羊が盛んな辺境の生まれ。
突然の流行病により彼女以外の村人は全員死亡した。
牧羊犬のパッチとともに残された羊を放牧し、羊の乳を飲み、羊の肉を食べて暮らしている。
刈り取った羊毛を買い取りに来る行商人が訪れた時、人類の終わりが始まる。
人類頓死判定(1D≦1)
それまでにヨアンナが頓死すると世界は救われる。
特記
彼女なりに精一杯、村人を弔ったが、死者の数は余りにも多く、彼女は非力で、掘った墓穴が浅かったため、遺体は森からやって来る獣たちに食い荒らされる結果となった。人から獣への感染は現段階では無い。ヨアンナは人見知りするので顔見知りの行商人以外が近づいてくると羊の群れの中に隠れてしまう。
1D1~2 世界の終わりの羊飼い #2 へ物語は続く
1D3~4 世界の終わりの羊飼い #3 へ物語は続く
1D5~6 世界の終わりの羊飼い #4 へ物語は続く




