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作者:イノセス 作品名 女尊男卑 ~女性ばかりが強いこの世界で、持たざる男が天を穿つ~

【書名・タイトル名】女尊男卑 ~女性ばかりが強いこの世界で、持たざる男が天を穿つ~


【著者・作者】イノセス


【発行元・サイト】 小説家になろう


【参考URL】 https://ncode.syosetu.com/n7465in/


本文


作者による紹介文


手から炎を出すパイロキネシス。一瞬で長距離を移動するテレポート。人や物の記憶を読むサイコメトリー。

そんな超能力と呼ばれる力を、誰しも1つだけ授かった現代。その日本の片田舎に、主人公は転生しました。

転生してすぐに、この世界の異常さに驚きます。何故ならこの世界、女性ばかりが強力な超能力を授かり、男性がとても弱かったからです。


男の子として生まれた主人公も、授かった超能力は最低最弱と呼ばれる力でした。

しかし、彼は諦めません。最弱の能力と呼ばれようと、何とか使いこなそうと努力します。努力して工夫して、時に負けて、彼は己の能力をひたすら磨き続けます。

全ては、この世界の異常を直すため。

彼は己の限界すら突破して、この世界の天井を貫くため、今日も盾を回し続けます。


評点 ★(5★点満点) 


最低★1(作品お疲れさま)★★★3(再読しても良いかも)★★★★★5(お気に入り)


評価


評価に関してはAIと対話しながら作成しました。


しばらく読んでいた作品だが、21話目で読むのを止めることにした。

つまらないからではない。むしろ設定そのものはかなり面白い。


本作の魅力は、単純な男女逆転ものではなく、異能力の導入によって現代日本が史実と分岐し、女性優位、能力階層、特区制度まで組み込まれた世界観にある。

主人公の巻島蔵人も、単なる弱者主人公ではない。Eランク最弱とされるクリエイトシールドを、幼少期からの訓練によって異常な操作技術にまで高めている。この「能力は弱いが、技術で食らいつく」という立ち位置はかなり良かった。


また、幼稚園編から大会編にかけては、主人公の強さだけではなく、家族や制度の裏にある謎が気になっていた。

母はなぜ本家を飛び出したのか。

父はどうなったのか。

弟の頼人はなぜ「あの人が帰って来る」鍵のように扱われるのか。

本家、特区、未来改変要素も絡んでおり、物語の芯はむしろこちらにあるように感じた。


そのため、小学生編に入ってから、私としてはこのあたりの秘密や背景が少しずつ掘られていくことを期待していた。

しかし実際には、学校内カーストの説明が入り、代表選手選抜、模擬戦、勝負で決着という流れになっていく。


もちろん、戦闘そのものに意味がないわけではない。

この作品では戦闘が「低ランク男でもここまでやれる」という証明であり、主人公の象徴性を見せる装置になっている。そこは分かる。

ただ、読者として気になっていたのは、もうそこだけではなかった。

母や本家や特区の秘密より先に、また実力証明イベントが始まるとなると、どうしても同じ型の反復に見えてしまう。


今回、読むのを止めようと思ったのは、まさにそこだった。

戦闘が多いからというより、「戦闘によって物語が大きく前進する」というよりも、「また承認を勝ち取るための戦いが始まる」という流れに読み飽きてしまったのである。


本作は、設定を作る力はかなり高いと思う。

主人公の立ち位置も良いし、社会制度や能力格差の描写にも引きがある。

だからこそ、その設定の奥にある秘密の回収をもっと読みたかった。

そこより先に戦闘イベントが続く構成が、私には合わなかった。


総じて言えば、

設定は面白い。序盤の引きも強い。だが、私にとっては中盤以降の戦闘反復が合わなかった。

そういう作品だった。

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