【中井 美希】
「お〜...怒った顔も美人ですね。でもあんまり怒りすぎるのも良くないですよ?」
「...、そうだね。でも私は魔法少女として生きていく気はないから」
「その発言。あなたが【レッドフェニックス】であると認めると言うことですね?」
「...何を今更。分かってるからこそここにきたんでしょ?」
私の答えに彼女は静かに笑います。
「そうですね。正直に言うと私があなたと握手した瞬間に察してしまいました。私よりも遥かに強い魔法少女がこんな場所にいるなんてって」
「...」
静かになる私に彼女は続けます。
「悪い様には絶対にしないので私達と手を組みませんか? できる限りプライバシーは保証しますし、私もあなたとは【姉妹契約】したいと思っています」
「事務所所属の魔法少女が今更私と【姉妹契約】するメリットがあるの? それにプライバシーを保証するとかいいながらこんな目立つ事をして純粋にテニスを楽しみたい私としてはとても困ってるんだけど」
私の言葉を聞いて彼女は笑う。
「いやいや、テニスを楽しみたい? そうですね【鈴羽 紅】さん。中学以前のあなたならいざ知らず、中学からのあなたはあの朝比奈さんとの恋愛に浮かれていただけなのでは?」
私は彼女のその言葉を聞いて余計に腹が立ってくるのでした。




