図書室
〜図書室〜
ひまわり高校の図書室には図書委員以外は基本的に存在していない。
と言うか高校生にもなって図書室に入り浸るやつなどほぼほぼ存在しないだろう。
基本的に調べ物をするとなると、現代っ子はスマホでOKだしね。
私は手短に済ませるように明梨に行ってから話を始める。
「単刀直入に聞きます。ズバリ! 鈴羽先輩は魔法少女になることを決めたんですか!?」
「...なぜそうなる?」
私がため息を吐くと彼女はこう続けました。
「だって聞いたんですもん。昨日の帰り道で【紅蓮の悪魔】を倒したんでしょ? すごいじゃないですか! これはもう私とパートナーを組んで一緒に魔法少女として頑張るしかないですね!」
妙に張り切っているようだけど私は興味がないことを告げる。
「悪いけど、その話はパスって前も言ったよね? 私には荷が重いよ。魔法少女としてやって行くのは」
そう言って席から離れようとしたのですが...。
「ええ〜!? なんでですか!? 先輩と一緒なら絶対に事務所に入れるのに〜!」
「...事務所所属の魔法少女になれば色々特典がつくのは分かるけどさ。私は流石に命を賭けてまで戦うほどのメリットじゃないと思うんだよね」
私はそう呟きながらも彼女は事務所に入ることのメリットを話始めるのでした。




