魔法少女【レッドフェニックス】VSヴィラン【紅蓮の悪魔】
私は奴の突撃を難なく躱わし反撃をして見せる。
「はぁ!」
大ぶりの蹴りを奴のお腹に入れる!
「ぐっ!」
よろけた瞬間に拳を5回顔面に入れて素早く背後に周り再度蹴りを入れた。
「はぁ!!!」
先ほどよりも力を込めて蹴りを放つ!
「ぐあっ!!!」
しかし、この程度でやられるやつではない!
「なるほど...無名の魔法少女の割にはやるな。だが...! その程度では俺様には勝てん!!! どうしても勝ちたいならせめて【ブルーオーシャン】でも連れてくるんだな! 【烈火の咆哮】!!!」
周囲一体を焼き尽くすほどの高熱量を放ってきたのだ!
「うぐっ!」
流石の私もビルの6階から上が全て溶けてしまうほどの熱量は制御しきれない!
「ふははは!!! 焼け溶けろ!!! 【レッドフェニックス】!!!!」
「ぐっ..! うぅ...!」
流石の私でもこの熱量はやばい...!
そう思った時でした。
『制御しろ』
「...【レッドフェニックス】!?」
そう! 私の契約精霊である【レッドフェニックス】が助言をしてくれたのです。
『今のお前には【再生の炎】がある。いくら大きなダメージを喰らっても傷は自然に癒えて最終的にお前の体は元に戻る。だから制御しろバード。お前ならできる。鈴羽 紅!!!』
「うわぁあああああ!!!」
私は自身の肉体をも溶かす熱量を持つ熱源を制御する!!!
そんな私を見て笑う【紅蓮の悪魔】!!!
「血迷ったか!? 俺様の炎を制御などできるわけがない! ここら一体を溶かし尽くしてやる!」
...この規模感だとおそらく半径300メートルほどが焼け野原となるでしょう。
「それだけは...ダメだ!!!!」
私は溶けていく自分の体と痛みに耐えながら、奴の熱量を全て誰もいない天空に飛ばしました!!!
「だあああああ!!!」
全ての熱源を天高く押し上げた私の偉業を見てていた【紅蓮の悪魔】は目を大きく見開いて驚いています。
「ばかな...! 鉄さえ溶ける熱量だぞ? それも大量にだ。一体どうやってその全てを我が身をも残したまま遥か上空に飛ばせたんだ?」
まるで私の方が怪人だとでも言わんばかりの表情で静かにそう呟く彼の言動に私はこう答えるのでした。




