【レッドフェニックス】VS炎の怪人
「グハハハ! 俺様を倒すだって? お前がか?」
「そうだね。悪いけど小さい子やお年寄りを焼いて喜ぶような奴に負けるわけにはいかないな」
私はそう言いながらも佐々木さんとおばあちゃん、そして小さい子供がこの部屋から出ていくのをしっかりと見ていました。
その3人が部屋の外に出るまでの間、少しおしゃべりしていただけなのです。
「お前なんか見たことも聞いたこともないな。ヒーローネームは?」
「【レッドフェニックス】」
「【レッドフェニックス】...か。聞いたことすらない。ちなみに俺様は...」
私が彼の言葉を聞き終わる前にこう言いました。
「弱い存在を焼くことに快感を覚える異常者の名前など聞きたくもない」
それを聞いた彼は笑みを浮かべました。
「なるほど...肝っ玉が座っているようだな。その強気な表情を絶望に染め上げたくなってきた! くらえ!!! 【火炎放射】!」
再び先ほどの火炎攻撃を放ってきますが。
「それはもう効かないよ!」
私は【炎のコントロール】を扱い、熱気を外に飛ばします!
「ぐっ! やはりこの程度の炎では操作されてしまうのか!」
「そうだ。炎が抑制される以上、諦めた方がいいじゃないのか? 今すぐに投降するのなら痛い目に遭う前に警察に突き出してヴィランズ刑務所に無傷で送還されるんじゃない?」
私の言葉は彼の怒りを買ったようです。
「ぬかせ! 【紅蓮の悪魔】と言われたこの俺がお前を灰燼と化してやる!」
そう叫びながら全身に先ほどよりも遥かに激しい炎を纏いつつも私に突貫してくるのでした。




