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炎のコントロール
「ぐあああ!!!」
佐々木さんらしき人物が炎の怪人に焼かれている場面に私が割って入ります!
激しい炎の中、私はある程度の炎を操作する技を披露して熱気を外に逃します。
その過程でパリンと窓は壊れてしまいましたが、ある程度の炎が空中に巻かれて上空に飛び去りました。
それを見ていた佐々木さんと炎の怪人は驚いていました。
「馬鹿な! 俺様の炎を操ったのか!?」
「...すごい! そして応援が来てくれたのか...。助かった!」
佐々木さんらしき人物に私は静かに呟きます。
「要救助者2名は?」
「あちらの部屋にいます。目の前の怪人がいて出られなかったんですが、あなたのおかげで全員無事に脱出できそうです」
「...分かった。あいつの相手は私に任せてください。佐々木さんは要救助者の避難を最優先に」
私の言葉に佐々木さんは少し悔しそうな表情でこう返してきます。
「...本当は君のような子供に任せるような仕事じゃないんだがな。了解だ」
私はにっこり笑顔を返すと炎の怪人の方に向き直ります。
「さあて...。悪い怪人は私がなんとかしないとね!」




