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なぜか行けない
「...なんだか曇ってきましたね」
さっきまでいいお天気だったのに目的地に向かえば向かうほど空がどんよりしてきました。
「...今度は霧だね」
明らかにおかしい雰囲気を醸し出しているので私と澪は変身しておきました。
「何が起きるか分からないからね。今怪人に襲われたら【スノウクリスタル】に任せるしかない」
それは少し言い過ぎではないかと思うので反論しておきましょう。
「一応私もいるんですが...」
「【ホワイトサンシャイン】には悪いけど戦力に数えてないよ〜」
はっきりとものを言う舞神先輩に心を抉られる私
(好きで弱いわけじゃないのに〜!!!)
どんだけ特訓してもどれだけ勉強しても私の魔法少女としての力量はほとんど上がりませんでした。
しかも長い間魔法少女として活動していたのにも関わらず覚えている技は【サンシャインシャワー】の一つだけと言うていたらく。
誰かに言われずとも自分が弱いことくらい分かっているつもりですが、正面切って言われるのはやっぱきますね。
「あっ! 結構近づいてきたよ!」
舞神さんがそう呟いた時に意味深な言葉を呟くのでした。
「...あれ? スマホの地図から見た感じ戻った?」




