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無理無理無理!!!

「きゃあああああああ!!!」


 私は徐々に近づいてくる西洋人形を見て脂汗が止まらなくなってました。


「紅お姉ちゃん遊ぼう...」


「ひっ...! いや!!! 絶対無理!!!!」


 どうにかして天音の手を振り解くとすぐさま逃げ出します!


「無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理!!!!! 絶対に本当に無理ぃ!!!!!」


 眠気も完全に吹き飛んだ私は300回も同じ言葉を叫びながら長い廊下を出口に向かって全力疾走します!!!


 天音も西洋人形も見えなくなってもまだ私は落ち着きは戻りませんでした!


()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!!!」


 そう...私は幼い頃位にお姉ちゃんの紗紅夜に夜のトイレに着いてきてもらったことがあるのですが、その時にいたずらで白い布団を被ったお姉ちゃんが「ばぁ!」と驚かせてきたのでそのままお漏らししてしまった事がトラウマになっているのです!


(この年齢でお漏らしとか洒落にならない! 絶対にしたくない! と言うかお化けが本気で怖い!!!)


 全身汗だくになりながら廊下の終わりが見えてくると...!


「えっ!? 扉がない!!!」


 私が驚愕しながらも壁に手を当てて何度も叩きます!


「出して!!! ここから出してよ!!!!!」


 ガチのトーンで叫びながら何度も壁を叩く私の背後からあの2人がやってきます...。


「紅お姉ちゃん...み〜つけた...」


「...ひっ!」


 私はその言葉を聞いた瞬間に私は彼女達の方を振り向きながらも【レッドフェニックス】に変身しようとしましたが...!


「あっ...」


 なんと! 腰が抜けて変身ポーズを取ることが出来ませんでした!


(嘘ウソうそ!!!! こんな時に腰が抜けるなんて!!!)


 私はその場で何度も立ちあがろうとしましたが上手く立ち上がれません!


「紅お姉ちゃん...かくれんぼはもう終わりだね...。次は何して遊ぶ?」


 そう言いながら手を伸ばしてくる西洋人形と天音に私は思わず「お化けなんかと絶対に遊ばない!!! だからこっちにこないで!!!!」と叫んでしまうのでした。

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