【悪の将軍ガレルアン】③
「...なんですか? その顔」
【悪の将軍ガレルアン】は私の表情が気に食わないようだ。
「ふふっ」
「何を笑ってやがるんです? 私が楽しむ前に壊れちゃわないでくださいよ? 今からあなたの悲鳴を町中の人に聞かせて絶望を与えてやるんですからねぇ。希望がだんだんと消えていくあの感覚...♡ 何度味わっても最高なんですからぁ♡」
そう言いながら私の体を蹴飛ばしました。
「ぐあっ!!」
ゴロゴロと転がっていく私の体は甲板から落ちるギリギリのところで止まります。
「ふふっ♡ いい声ですねぇ」
彼女はそう呟くと私の髪を持ちながら甲板から宙吊りの状態にします。
「あっあ〜!!! 脆弱な人間の皆様〜!? 聞こえてやすかぁ〜!? 今から【レッドフェニックス】の処刑を行いやすぅ♡! 期待の魔法少女が敗れて嬲られながら処刑される様を見たい方は我が居城【無限軌道要塞ガルガンチュア】まできてくださいねぇ!」
その演説が終わると彼女は私の背中を何度も殴りつけてきます!
「がっ!? あっ! ぐぅ...!」
「綺麗な背中してますねぇ...! この背中を真っ赤にし絵あげますから...♡」
ドンドンドン!!! と何度も強力なパンチが私の背中に当てられました。
「ほらほらほら!!! もっと泣け! もっと喚け! 魔法少女達の叫びこそが私の糧になる!!!」
だんだんと力がなくなっていく中、やつが完全に勝利を確信したであろうタイミングで私はこの力を使うのでした!
「【爆技クリムゾン・ボム】」




