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【爆技クリムゾン・ボム】

 私の言葉を聞いた瞬間に【悪の将軍ガレルアン】は私を遥か上空に投げ捨てました。


「お前...! なんでそんな技を...!」


「そうでもしないと貴方を倒せないでしょう?」


 私は笑みを浮かべながら【爆技クリムゾン・ボム】を使うことをやめる。


 再び甲板の上に立った私に恐怖の視線を向けるの彼女だった。


「その感じ...。今のは()()技だろう? まさか本気で使う気だったんじゃないよな? いや..使う気だったですね...」


 私の目を見て明らかに先ほどよりも言葉が弱くなっている【悪の将軍ガレルアン】


「...貴方を倒すにはこれしかない。私の技は全て効かないけれど、これならばきっとダメージは通るはず」


「...自分が死ぬとしても?」


「...」


 私はその答えに答えを返せないでいた。


(確かにあの技はワンチャン自分も死にかねない自爆技だ。でも...これを近距離で当てるしかもう手がない)


 そして今そのチャンスを失ったので戦況は絶望的でしょう。


 こうなってしまえばもう遠距離戦に徹底すればいいだけの話ですからね。


 他に何か手はないかと考えていると彼女はこう呟きました。


「なんでそこまでして人間共を救う? 自分の命の方が可愛くないんですかぁ? 金が優先の魔法少女ならもっと仕留めやすいんですが、本物の魔法少女って人種は大体みんな仕留め辛いんですよねぇ。自分よりも他人が優先。それでバカを見ても笑っている奴さえいる始末。本当に気持ち悪いですよ。お前ら」


 彼女の言うことは正しい。


 自分が死んでも他人を助けるなんて自己犠牲は愚の骨頂だ。


「でも...私の姉ちゃんならその選択を選んだ」


「...チッ! 嫌なやつを思い出しやした。さっさと終わらちまいましょう!」


 彼女はそう呟くと構え直して遠距離攻撃に特化した戦術で襲ってくるのでした。




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