【人形遊びのキャプチャ】
私達が次のフロアに進むと、そこは人形だらけの部屋でした。
「なんですか!? このファンシーな部屋は!」
と【ホワイトサンシャイン】が叫ぶ中、【キャンビート】は表情を歪めました。
「この人形の数...まさかね」
そう言いながら進む私達の前に1人の少女が現れました。
「こんなところに女の子が? 君! 大丈夫...」
私が声をかけようとすると【キャンビート】に止められました。
「...再び会えるとは嬉しいぜ。なあ! 【人形遊びのキャプチャ】さんよぉ!」
いつもとは違う声質で叫ぶ【キャンビート】!
それを聞いた少女はゆっくりとこちらを見ました。
「誰かと思えば【弱虫キャンビート】ちゃんじゃないですか。どうかしましたか? あなたのお姉ちゃんでも返して欲しいの?」
そう言いながら奥から魔法少女の衣装をした人形を歩かせてくる【人形遊びのキャプチャ】
「ふふっ。これがあなたのお姉ちゃんだよ♡ まあ、今は私の世話をするだけのお人形さんだけど」
その言葉を聞いた瞬間にマイクを手に取る【キャンビート】!
「【ビート〜第二楽章〜氷の歌】!!!」
氷の礫が奴に向かって飛びますが...!
「あらあら怖いな〜」
と言いつつも片手を少し動かしただけで周りの人形達が彼女を守るように盾となりました。
「...てめぇ! また罪もない人たちを人形に変えたのか?」
「それがわかっていて攻撃しているおなたの方が怪人なのでは?」
「...どっちにせよあんたを倒さない限りこの呪いは解けないんだろう? だったら良い機会だ! 私がお前を倒してやるよ!」
早速構える彼女は叫びます!
「フェニックス!!! 行け!!!!」
「なっ! お前もか!? ダメだ! 相手はさっきの奴よりも強そうだし一緒に戦うべきだ!」
しかし、彼女はこう言いました。
「あいつとは一対一で勝負がしたいんだ。頼む」
こんな表情の彼女は見たことがありません。
「...わかった。でも必ず追いついてこいよ」
私の言葉に彼女はこう言いました。
「大丈夫。私は【キャンビート】だ。もうあいつには負けない」
しっかりとした表情で彼女が敵を見据えていたので任せることにするのでした。




