【残虐手のインガラ】
「...ちっ!」
スナイプされた実物を見るとナイフのようでした。
それを見た【ホワイトサンシャイン】が絶句していました。
「このナイフ...! 毒が塗られてます!」
「なんだって!?」
私が驚いているとそいつは姿を現しました。
「あの団体を倒すとはなかなかやるな【ザ・フェニックス】! 俺は【残虐手のインガラ】だ。1人ずつ背後から倒してやろうと思ったんだがな。妙にセンスの高いやつがいたせいでミスったな」
そう言いつつも闇討ちみたいなことをしなくても強い怪人だと言うことは迫力でわかります。
しかもその実力があると言うのに先ほどまでは雑魚どもも中に紛れ込めるセンスの高さに私は恐怖を感じました。
「...あいつできるね」
「はい」
そう呟いた【スノウクリスタル】が一歩前に出ます。
「あいつは私が倒します。多分ですが1番相性がいいのは私でしょう」
とか言い始めるので私は「ダメだ。全員でかかるぞ」と返しましたが...。
「それこそダメです。これは【悪の将軍ガレルアン】を討ち取るまで続く戦いです。時間はまだあるにせよ早くした方が良いに越したことありません。それに...先ほどまでは卑怯な手を使ってこないと思いましたが、やはり怪人は怪人でしょう。結局こういう手を使ってくるんですから早く決着をつけるべきです」
そう言いながら毒の付着したナイフを見つめる彼女の本気の表情を見た私は「死ぬなよ...スノウ」とだけ呟いて次のフロアに進みます。
「もちろんです。私があなたのために戦うんですから負けるわけがありません」
そう呟きながら戦いに挑む彼女の背後をチラッとだいながら先を急ぐのでした。




