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そこに愛がある  作者: 夜長
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追懐ー友里ー


「片桐友里さん。少しよろしいかしら?」


昼休みに入り昨日転校来てきた花子が話しかけてきた。

てかフルネームて。キャラ盛ってくんな~


「とりあえず教室ではなんですから屋上でいいかしら?」


「うい~」



階段を登り屋上に出る扉の前に着く。


「あれ?この扉、鍵かかってるわ」


花子は扉のノブを回している。



「花子さーん、この学校屋上に行くの禁止されてるぞ?」


「早く言いなさいよ!!あと花子でなく西園寺と呼んで!!」


「まあ花子、屋上への鍵は持ってるんだけどな!」


「西園寺と…」


「ほら行くぞ」


「ちょっと待ちなさい!」



「で、話ってなに?」

屋上に入り地面に座りお弁当を広げながら尋ねる。


「昨日遠藤結依の家に行ったのですけど、そこで修学旅行のアルバムを偶然見かけて今ではあんなベタベタな梨花さんと喧嘩してるような写真を見かけましたが何があったんですの…?」


「ああ、修学旅行か。もう1年前にもなるかな。全ての全容を知ってる訳じゃないけど知っている限りの事を話そう。」



ーあれは酸性雨が降る夏の事だった…



「ちょっといいですか?」


人が物思いにふけりながら回想に入ろうとしていたのに空気が読めないやつめ。


「酸性雨…?って何ですの?」


「そこからかよ!!ちょっと花子、ボケをボケとして成立させてくれないし話が進まないから黙ってて!!」


花子に厳しく注意をし回想に入る。


ーーーーーーーーーー


「えー夏休み明けの修学旅行について色々決めてくぞ~」


担任の新田先生が告げた。

好きな人同士でグループを作ることになり、どうせ一緒になる結依と梨花のグループに混ざろうと考えてたんだ。


「「友里!一緒の班になろ!!」」


すると結依と梨花が同じタイミングで私を誘ってきてハッとしたように二人は目を合わせてお互いそっぽを向いた。


あれ?この二人喧嘩してる…?



そこからは苦労の始まりだったよ。



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