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そこに愛がある  作者: 夜長
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帰り道のーユキー

お待たせしました~

後輩偏クライマックスです。


帰り道、結依先輩と二人で歩いていた。



「あー負けちゃったな~」

結依先輩は暗くなった空を見ながらポツリと呟く。



「はい…」

私はそう答えることしか出来なかった。



沈黙が続く。




「私はもう引退だけどユキ、新部長として頑張れよ!」

試合後のミーティングで私が部長に任命された。


「正直、結依先輩ほど人望がある訳ではないので不安です。」



「何言ってんの、ユキが部長に任命されたのは誰よりも努力してるからだよ。毎日遅くまで残って練習して」


違う、私は…


「案外みんなちゃんとそういうの見てるんだよな~」


ただ結依先輩に…


「だから私は安心して引退できるよ」


「私は!私は…ただ結依先輩と一緒に入られるように努力して努力して努力して…こんな不純な努力認められていいはずがないです!」


ああ、結依先輩が驚いた顔をしている。

困らせてしまったのだろうか。



「なあ、ユキ。ユキが私のことを慕ってくれてたのは知ってる。こんな慕われるのはとても嬉しかったし、その努力が私の方を向いているのもなんとなくだけどわかってたよ。」


結依先輩が私の顔を両手で挟む。


「その努力をさ、1年だけでもいい。部活のみんなに向けて上げて欲しい。そしたらみんなも今以上に付いてきてくれると思うし今まで見落としてたことにも気づけると思う。」



「でもそれじゃ、結依先輩に…」



「私はいつでもユキを見守ってるよ。」


その屈託のない笑顔を向けられてなにも言うことが出来なかった。



「じゃ、じゃあ出来るだけ部活に顔を出してくださいね」


「うん」


「来なかったらメッセージ送りますからね」


「いつでもいいよ」


「じゃあじゃあ!」


「まったく甘えん坊の後輩だな…」




私は結局気持ちを伝えることは出来なかったけど…

それでも私は幸せだ。




お読み頂きありがとうございます。

正直、ユキの告白シーンはていうか実際はしませんでしたがずっとユキがしっかり告白して結依がどう断るかでこの二週間ほど考えてました。

結依が返事を失敗してユキを傷つけてしまい学ぶパターンかやはり結依はイケメンキャラという思いが強いので格好よく断るかで考えてましたがいざ書いてみるとどうしてこうなった。

少し納得いってない部分もあるので直すかも知れませんがまだわかりません。

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