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そこに愛がある  作者: 夜長
33/52

ライバルー花子ー

スマホ割れて更新遅くなりました。


「先輩、あの人って知り合いなんですか?」


結依との会話を聞いていた後輩の知美が尋ねてくる。


「私と彼女とは切っても切れない縁があるのよ」




ーーー



あれは中学に入学した頃、私は小学校からミニバスをやっていてそこそこ地区では名の知れた選手だった。


「あれが西小の西園寺か…」


部活に顔を出した際は先輩達も私に釘付けだったわ。

そんな時、私に話しかけて来たのが結依だった。


「君が先輩たちが話してる西園寺?そんねすごい選手なんだね!」


「そんかことはありませんわ!あなたは経験者ですの?」


「私は初心者だよ?これからよろしくね!」


その無邪気に握手を求めて来る姿に私という才能と同年代と同情しながら握手に応じたわ。


しかし、3ヶ月もした頃


「今度の練習試合だがFWの水野が怪我をしたため代理を立てる。」

FWは私のポジションであり、部員ももちろん私も私が選ばれると思っていたわ。


「遠藤!次の練習試合はお前がスタメンだ」


確かに上達はしていたがそれでもまだ差があると思っていた。


それから3年間ポジション争いを繰り広げ勝ち越すことは出来なかった。



ーーー


「そんなにすごい選手なんですね。」


「ええ、認めたくはないですけどあの吸収力はとても恐ろしかったわ。」


だからこそ、あんな無名の高校に行って才能を無駄にしてるのが気に入らない。



私の3年間を持って結依の3年間を否定してあげるの。



お読み頂きありがとうございます。

この小説はスポ根ものではないので試合の場面はあっさりとなります。

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