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妹のように思ってた③
後輩に主導権握られる先輩可愛いですよね。
家に帰り桃花にされたことを思い返しながら布団の上で目を閉じるといつの間にか眠っていた。
昔の夢を見た。
その夢では、親戚のお姉さんにもらった本を読むというものだった。
『その百合が咲く頃に』
昔は、女の子同士の美しい友情の小説だと思っていた。
しかし、いつしか作中に出てくる部活のカッコいい先輩を結衣先輩に重ね、物語の主人公を自分に重ねていた。
二人は様々な障害を乗り越え二人で生きていくことを決意しキスをして終わるというものだった。
少し前までは結衣先輩とキスを想像することが出来た。
でも今は…
目が覚めると目元が濡れていた。
「なみだ?」
何故か涙が止まらなかった。
自分の気持ちがわからなくなっていた。
結衣先輩と話したい…
話せば自分は結衣先輩が好きだということがきっと再認識出来る…




