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そこに愛がある  作者: 夜長
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幕間ー友里ー

「再来週、小テストやるからな~」


さてさて、小テストか。いつもギリギリまでやる気が起きないんだよな~


「よし、やるぞ」

隣から小さな声が聞こえた。

梨花はやけに気合いが入っているようだった。

その後ろの結衣は…うん、寝てる。これはいつも通りか。


「梨花、随分と気合い入ってるね~」


「そうだね。きっと結衣に教えてって言われるかもしれないからしっかりやらないとと思って。」


あー健気。なんて良い百合なんだろうか。

きっと高校で人気の結衣に釣り合うためにポンコツながらもそんなに得意ではない勉強を頑張っているんだろうな~

まあ、全部妄想だけど。


「なんか友里ちゃん、今失礼なこと考えてなかった?」

梨花がジト目でこちらを見てくる。


ふむ、こういう目で見られるもの中々悪くない。


「いやいや、どこかにいる百合のカップルについて、思いを馳せていただけだよ。」

嘘はついてない。


梨花にまたか、みたいな顔をされた。


それにしても、思ったより勘が鋭いな。





その1週間後、結衣が梨花に勉強を教えてと懇願していたので、こんな面白そうな事に参加しない訳にはいかないと思いを便乗した。


そしてテスト範囲が配られた時、私は見逃さなかった。

梨花が3年の範囲はやったけど1、2年の範囲はもう覚えてない!!みたいな顔をしたのを。まあ妄想なんだけどね。



さて明日の夜からの勉強会楽しみだな。

もちろん、しっかり勉強もするさ。再試はもうコリゴリだからな…




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