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エメラルド・ナイト  作者: 白黒ブリキ
第四章 心の闇
29/32

第28話 「可愛い我が子よ」

お待たせしました!第二十八話です

ルクエside

デーティスが道を進んで数分後道は崩れた。

そして開いた空間も塞がる。

ああ、あの子の笑顔が最後に見られた。

私は幸せだな。

あんなに優しい子に出会えて。

この二年間、あの子といられた日々はとても色鮮やかだった。

血は繋がってなくても私はあなたを自分の子のように愛していたよ。

でも、ごめんねデーティス。

もう、時がないんだ。

ルクエは膝から崩れる。

全身に力が入らない。

そんな私を水の彼が支えてくれる。

表情が変わらないがどこかデーティスに似ていた。

デーティス、君はきっと辛い運命を背負うだろう。

でもどうか、どうか諦めたり絶望したりしないで欲しい。

私の”時”が終わった時、きっと君は…。

「デーティス。愛してるよ」

それを最後にルクエは静かに瞳を閉じた。

カチッという時計の音が響く。

春の風がそっと吹いた。

それと同時に水の少年も元の水に戻った。

ーーー…

暗い水の中、ウンディーネは一人それに気づいた。

「ルクエ…。今までありがとう。またね」

その横顔は泣いているようにも見えた。

ありがとうございました

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