Lv4:放棄されたオフィス
俺はパイプドリームで見つけたエレベーターに乗り込み、新たなLvへ向かっている最中だ。
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「どこに向かってるんだ…」
少しずつエレベーターの速度が遅くなってるように感じた。
目的地が近いのか?
ゴトン……チーン
エレベーターが止まり、扉が開く。
差し込んでくる光が眩しい。
エレベーターを降りる。
「眩し…!」
エレベーターを降りた先に見えた所は、オフィスのような所だった。
「会社のオフィスみたいだな」
視界の端に人影が見える。
人影に視線を移し、警戒する。
「君…もしかして新しい放浪人?」
謎の男に話しかけられる。
言葉を話している…同じ人間?
「転んだらいきなりこの世界に…」
「それは…大変だったな…ついてきな、こっちに拠点があるんだ」
謎の男についていく。
「貴方は…?えーと、俺は井上颯斗」
「俺は、木川直弥、なおやでいいよ」
直弥と名乗る謎の人物、敵ではないのか?
「颯斗…その格好で君よくここまで無事に来れたな」
無事ではない、既に3回は死んでいる。
会社用のスーツもボロボロだ。
死んだら時間が戻る…なんて言えるわけがない。どうせ笑われて信じてもらえん。
「まぁ、なんとか…あはは…」
「ほら、拠点についたぞ」
見えてきたのは、複数人の人々が暮らしているエリアだ。
テントが並んでいたり、屋台のような店が並んでいたり。
自販機に、噴水まで。
「俺ここで、武器と防具を作ってるんだ、颯斗、君はその状態では、必ず死ぬ、俺のとこで装備を整えていきな」
はい、死んでます、ありがとうございました。
って、言ってる場合ではない。
武器防具屋に向かっている最中。
本当に複数の人がいる。みんな同じ目にあったのか…しかも子供までいる…
「ついた、ここが俺の店だ」
剣やハンマー、様々な銃、鎧等が並べられている。
「君、バックルームを脱出するつもりだろ?」
「え?」
「見たらわかるのさ、、武器防具を譲ってあげるよ、困ったらお互い様だからな」
俺は、言葉に甘えることしかできなかった。




