Lv2:パイプドリーム
俺はハピタブルゾーンの1番奥の部屋にあった、扉をくぐり抜け、パイプだらけのフロアに出る。
案の定、閉まった扉は消えていた。
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「あっつ…!なんだここ!」
蒸しているがもはやそのレベルではない。
この暑さの湿気で肉が焼けそうだ。
「早くここ抜けよう、確か長居しすぎると、パイプに押しつぶされるとか聞いたことがある」
探索を長くしていると、パイプがどんどん増えて最終的に押しつぶされるという話だ。
一刻も早く出口を見つけ、脱出するのが正解だ。
「急ぐか」
俺は走り出す。
しばらく走って別れ道だ。
迷ったら右だ、某有名な漫画で見た。
俺は右に走り出す。
「あっついなぁ、マジで」
息も苦しいくらいの暑さで、汗が止まらない。
このままじゃ、熱中症超えて体の水分が全て蒸発してしまう。
「そうだ…ぬるいけど…」
ハビタブルで手に入れたアーモンドウォーターの残り1個
ぬるくなってるが、飲まないよりはマシだろう。
「………ぬっる」
けど、飲まないよりはマシだった、少し暑さが軽減されたような気がする。
アーモンドウォーターって危ない薬とか入ってないよな?
俺は再び走り出す。
走っていると、チラッと横にエレベーターが見える。
「おっ、とっと!エレベーターあるじゃん!」
俺はすぐにエレベーターのスイッチを押す。
「ぐぁぁぁぁぁ!!!!!」
やばい声が聞こえた。
声の方を見てみると、人型の何かがこちらに猛ダッシュしてきている。
「急げ急げ急げ!!!やっべぇの来てるぞ」
俺はスイッチを連打する。
エレベーターが止まる。
「早く開けよ!」
ゆっくり扉が開く。
俺は転がり込むように乗り込む。
やばい声はどんどん近づいてきている。
「早く閉まれ閉まれ!」
閉まるボタンを連打する。
ドンッ!
やばい声の主がエレベーターの閉まりかけてるドアに手をかける。
目が光っている、体の前が巨大な口のようになっている化物だ。
「やばいやばい…このままじゃ」
このままじゃこじ開けられる…
エレベーター内に目をやると、パイプが落ちていた。
「やるしかない…」
パイプを手に取り。
「うおおおおっ!!!」
化物の体に突き刺す。
「ぐおおお!?」
化物が怯む、そしてエレベーターの扉が閉じる。
「はぁ…はぁ…」
俺は安堵して座り込む。
いや、安堵してていいのか?
このエレベーターどこに向かってるんだ?
今更、どうしようもないので、やばい所に行かないように祈るだけだった。




