脱出口
俺はやはり、このバックルーム内で、死んでも、死に戻りもしくは、時が巻き戻るという、現象が起こるようになっているようだ
俺は穴の空いたエリアをゆっくりと素早く抜ける。
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「ふぅ、よかった、あいつがこなくて」
息を整え、前を向くと鉄で出来た扉を発見する。
「ようやっとここを出られるのか?」
ゆっくりと近づき、ドアノブに手をかける。
前にあった、木製の扉とは違い、ちゃんと開いた。押すタイプのようだ。
俺は扉をくぐり抜ける。
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俺が扉の先で見たのは
全面コンクリートの駐車場のような場所だった。
蛍光灯がついたり消えたりしている。
扉が閉まり、振り返るとその扉は消えてきた。
「記憶が正しければ、ここは…Lv1のハビタルブルとかいう場所なはず」
バックルームのまだ最序盤のステージ的ポジション。
まだ覚えている範囲だ。
俺は、蛍光灯で照らされている所のみを歩く。
何故ならここは、ヤツがいる。
俺は、ひらけた場所に出る。
明かりが一定の感覚でついたり消えたりしている。
明かりが消えるとそこには、白く浮かぶ顔。
「…スマイラー」
暗闇に現れる化物だ。
しかし、電気がついている時は襲ってこない。
簡単に言えばだるまさんが転んだ、だ。暗闇になる前に明るい所に居なければいけないが。
「とりあえず、1番近くの明かりがついている所へ全力ダッシュ」
明かりが消え、そして、ついた瞬間に走り出す。
「うおおっ!」
明かりが消える寸前で明かりに滑り込む。
結構ギリギリだ。
「お、何かあるじゃん」
引き出しを発見、開けてみる。
何か缶の飲み物を発見する。
「アーモンドウォーター…」
思い出した、このバックルームで生きるのに必須な物だ。
飲むと、精神力や体力をも回復してくれるという物らしいが本当かどうかはわからない。
体力は言わずもがなだが、精神力はよくわからない。
なくなったら死ぬのか?
考えていても仕方がない、俺は次に近い明かりの場所へ向かうことにした。




